競輪
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2017/01/22 10:23
思い出の東海S（…の前身）
東海Sが今年で34回目だと言われたら「そんなに歴史古かった？」と首をかしげ、レープロ等を見て「前身はウインターS…えーと、どんなレースだったっけ」という反応を示す競馬ファンは案外多いのではないか。阪神3歳S→阪神JFのような無理やりな施行回数継承には否定的な私だが、創設当時3つしかなかったJRAのダート重賞の1つを引き継ぐレースの歴史を一人でも多くのファンに認識してもらうためにも、前身も含めもっとファンに告知、PRしてほしいものだと思う。（もっとかわいそうなビクトリアCのこともたまには思い出してあげてください）
さてウインターSといえば誰が何と言おうとライフタテヤマである。
もう30年前の馬であるが、私は今でも歴代ダート最強を争う一頭だと思っているし、また強いにもかかわらずほとんどその名前を聞くことがない現状を非常に歯痒く思っている。
札幌記念も強かったが（当時札幌にはダートしかなくて…という注釈が必要な時代になってしまった）86年のウインターSこそがライフタテヤマのベストパフォーマンスだろう。
本格化前とはいえ、4�膳擇�フェートノーザンを子供扱いにし、翌年フェブラリーH（当時このレースはG�靴離魯鵐農錣任靴董弔箸いγ躰瓩�以下略）を勝つリキサンパワーを後方に沈めたレースぶりはまさに圧巻。以前、競馬場にはレーザーディスクで過去の重賞が視聴できるコーナーがあったが、私はしばしばこのレースを再生し、たまたま足を止めて見た人が「へぇー」という反応を示すと「ライフタテヤマを覚えて帰ってください」と念を送ったものである（笑）。
ちなみに祖母の初代ストローハット（ユニコーンSを勝った同名馬は三代目で血統的つながりはない）は関テレの競馬中継に出演していた森乃福郎氏の持ち馬だった。
「ウインターS→東海ウインターS→東海S」と変遷してきたこのレースはやっとフェブラリーSの前哨戦という安住の地を見つけた。これから東海Sとしての歴史を積み重ねていってほしい。
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