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2017/01/29 08:42
馬名の付け方について思うこと
私は馬名(のつけ方、由来)にこだわる一面を持っている。
二代目ゴールドシチーやラブリースターについての複雑な思い(というか怒り)は以前日記に書いた。
逆にしゃれた馬名、面白い馬名、自分の趣味の分野からいただいた(と思われる)馬名を見つけるとうれしくなってついつい応援してしまう。
例えば70年代(一部60年代)のロック、ポップスを聴いて育ち、最近はクラシックにも首を突っ込んでいるのでその方面の馬名に目がない。
特に父母から連想された馬名を持つ
サイモンセッズ(父バブルガムフェロー)
カレリア(母フィンランディア)
などを見つけた時は思わず顔がほころんだものだ。
先週そのフィンランディアを母に持つ馬が中京で見事デビュー戦を飾った。大変喜ばしい。だがその馬名は
「スリーランディア」
姉との落差に愕然とする。
以前から二ホンピロムーテーとかヤマニンバリメラとかサーペンプリンスとかカツラノハイセイコとかオープン馬にもたくさんいた
「父や母の名前をぶった切ってわざわざ意味不明にする」
馬名のつけ方は何とかならんのかといつも思う。
(9文字制限が諸悪の根源なのだろうが、10文字、11文字にしても同じ問題は出てくると思われる)
ナリタオウインスとかオースミグラスワンなどという名前は父の名付け親に喧嘩売ってんのかと思える。
意味のない馬名なら、いわゆる「珍名さん」のほうが数倍ましだ。
(同じ「冠名+父(母)名の一部」でもキタサンブラックとかならまだ許せるのだが)
私がなぜサイモンセッズやカレリアを見つけてニヤリとしたかというと、その背後に馬名を考える馬主さんの姿が見えるからだ。馬主にとって、愛馬の名前を考えることは大きな楽しみのはずなのだが、必ずしもそうではないようだ。私は冠名を全否定するものではないが、残りの4、5文字でもいいからせめて「意味のある」名前をつけてほしい。やっつけ仕事で馬名を決めるのだけはやめてほしい。
競走馬は馬主を選べないのだから。
ジャパン・スタッド・インターナショナルが「これでは意味がわかりませんから受付できません。再提出してください」と言えるようにならないかなあ。上記の例でいうと「父の名前を入れたいのならナリタインスパイアでどうでしょう」とアドバイスできるようになれば文句ないのだが。
それはそうと、メリーウィドウ、そろそろ期待に応えてくれー(笑)。