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2017/03/12 09:58
フィリーズレビューと中山牝馬S
フィリーズレビュー(阪神4歳牝馬特別)の時期になると思い出すのがキシュウローレルとニットウチドリ。無敵と信じていたキシュウローレルが敗れた時は大ショックだった。キシュウローレルの母カネスカイはこの後もキシューファイター、メイショウローレルとスピード馬を輩出し、3頭とも阪神4歳牝馬特別2着という珍記録を残している。
キシュウローレルは残念ながら子供を残せなかったが、全妹キシューファイターは多くの子宝に恵まれ、現在も一大牝系を築いている。その繁栄の第一歩となったのが初仔ダンシングファイタによる第1回中山牝馬S制覇だった。自分が、姉が2着に敗れた4歳牝特の開催日に子が重賞を勝つとは何たる因縁か。
ちなみに同日に行われた第17回4歳牝馬特別(いつの間にか「阪神」が取れて東京の現フローラSと区別がつかなくなってしまった)は「天才少女」ことダスゲニーが優勝し、今や伝説の名繁殖牝馬となったダイナカールが2着だった。
同日開催が定着したフィリーズレビューと中山牝馬S。桜を目指す乙女と、大人の女性たちの戦い。両方出る馬もいる(松本さん、メイショウマンボはこれで繁殖入りですよね?)。日本の牝系をあらためて訪ねてみるいい機会としたい。
今年のフィリーズレビューは、ひそかに狙っていたこの日記ではお馴染みの(笑)スリーランディアが一頭だけ除外になってしまったので、セレーザ、ナルシスノワールと祖を同じくするプリンセスリタ系のレーヌミノルを応援して見守りたい。