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2017/04/15 09:27
レーヌミノルの快走に思う
先週の日記で「大レースの人気馬が母輸入馬ばかりでは興ざめ」と書いたら、それに呼応するように1953年輸入のプリンセスリタの末裔・レーヌミノルが大本命馬(フランケル産駒の持込)を完封し桜花賞を制した。プリンセスリタは応援していたナルシスノワールやユウトウセイの牝祖でもある。もう勝負付けは済んだと判断して買わなかった自分が恥ずかしい(笑)。
また先日のUAEダービーでは1966年輸入のコランディアを祖とするエピカリスが世界レベルの走りを見せてくれた。この系統も天皇賞馬ベルワイドを皮切りにホースメンホープ、ルイジアナピット、リトルアマポーラなど70年代から現在に至るまで絶え間なく活躍馬を輩出し続けている。
現在競馬界を牛耳っている社台グループの、これまでの努力と功績を否定するわけでは決してないが、競馬を見始めた頃から日本に根付いている血統が走ってくると嬉しいのが人情というものだろう。
今年の皐月賞出走馬で母系を4代さかのぼっても横文字が出てこないのはウインブライト(ミスブゼン)、コマノインパルス(シュリリー)、トラスト(フェアリストコメット)の3頭のみ。レーヌミノルに続くことができるだろうか。個人的にはゲランの血を引くウインブライトに注目している。