競輪
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2017/04/23 12:12
思い出のマイラーズC
マイラーズCは今年で48回目。第2回から見ていることになるが、数ある重賞の中でも特に思い入れがある。中でも70年代から80年代前半にかけてはメンバー構成からG前の情景まで目に焼き付いているレースが多い。
並みいる牡馬の強豪を蹴散らし連覇を決めたトウメイ。
四白流星の貴公子タイテエム復活。
タニノチカラ、キタノカチドキ、イットー世紀の対決。
シルバーランド豪脚一閃。
ゴールドイーグル6馬身ぶっちぎり。
連覇を狙うニチドウアラシを一気に差し切ったカツラノハイセイコ。
「史上最弱のダービー馬」と陰口をたたかれているが、ハイレベルなこのレースでは3年連続堂々たる走りを見せてくれたオペックホース。
なぜ鮮明に覚えているかというと、かつてこのレースは「マイルG�義論濮阿離泪ぅ蕁爾砲箸辰討麟愽饌罅廚任△襪汎瓜�に「天皇賞・春を目指す一流馬の重要なステップ」でもあり、ミニオールスター戦の様相を呈していたからである。
初めて見た第2回からして、7頭立ての少頭数ながらマイルの女王トウメイ対天皇賞を目指す菊花賞1,2着のダテテンリュウ、タマホープ、金杯を勝ったケイタカシ（騎乗するのは池江パパ）、2か月後に第1回高松宮杯を勝つシュンサクオーという豪華版。残念ながら見ていないが、第1回にもアカネテンリュウ、ミノル、ダテホーライが出走している。実際は陣営も好き好んでマイルに出したわけではなく、天皇賞への最終ステップにあたる時期にあるレースがたまたまマイルだったということなのだろうが、ビギナーの私が大興奮し、「一流古馬はかくあるべし」と思ってしまうのも無理からぬことと言えよう。
マイルG�気�創設され、安田記念の昇格が決まった時は「なんで関東馬しか出てないハンデ重賞の安田記念がG�気砲覆襪鵑澄�マイラーズCという昇格させるべき立派な重賞があるじゃないか」と憤慨したものだ。
骨の髄まで70年代が「古き良き時代」として染み込んでいる私にとっては、距離体系が確立され各部門にそれぞれお山の大将がいる状況は何とも食い足りず、海外に行く前に国内で違う距離に挑んでほしいと常々思っているのだが、かといってキタサンブラックやサトノダイヤモンド陣営に「ステップレースでいいからマイルを使ってほしい」とはよう言わん（笑）。まあ使えばそれなりのレースは見せてくれるだろうが。
最後に、90年代では秋に天皇賞を勝つネーハイシーザーを自力で競り潰し、同じくこの年のJCを制するマーベラスクラウンの追い込みを封じたノースフライトの底知れぬ強さに敬服したことも付け加えておきたい。
- トウメイ
- タイテエム
- タニノチカラ
- キタノカチドキ
- シルバーランド
- ゴールドイーグル
- ニチドウアラシ
- カツラノハイセイコ
- オペックホース
- ステップ
- ニオー
- ダテテンリュウ
- タマホープ
- ケイタカシ
- サクオー
- アカネテンリュウ
- ダテホーライ
- キタサンブラック
- サトノダイヤモンド
- ネーハイシーザー
- マーベラスクラウン
- ノースフライト
