競輪
135件のひとこと日記があります。
2017/04/28 07:16
スカイリーダ
前回の「小さな巨人」ではスカイリーダそのものについてほとんど触れなかったのでちょっと補足を…。
私はスカイリーダに「思い出の京阪杯」で取り上げたタイセフトの面影を重ねていた。ダイハード産駒の小柄な牡馬で、切れ味鋭い差し脚を武器とし京都が得意、しかも主戦が高橋成忠とくれば意識するなと言うほうが無理というもの。もちろん途中からスカイリーダ自身に注目するようになったことは言うまでもない。
スカイリーダのレースで一つ挙げるならやはり74年の京都記念・春。あの「雪原の大決闘」だろう。タニノチカラが後ろから来た馬に差されたのは後にも先にもこれ1回、らしい。あれ、大阪杯のキヨノサカエはタニノチカラを差し切ったんじゃなかったのか…。ああまた記憶違いが明らかになってしまった。
スカイリーダが出走したG�亀薀譟璽垢楼娚阿砲眩芦鷯匆陲靴�75年天皇賞・春のみだが、京都を舞台にした伝統の重賞でヤマニンウエーブ、タニノチカラ、ハイセイコー、キタノカチドキと四世代のチャンピオンクラスと真っ向勝負を繰り広げた同馬は、十分助演男優賞に値するだろう。今回当時の出馬表を改めて眺め、同馬と共に古馬戦線を盛り上げたホウシュウエイト、メジロスイセイ、トーヨーチカラ、ハクサンホマレらと、彼らを操る福永洋一、武邦彦、田島良保、小島貞博、須貝四郎、久保一秋らの名前を見たら泣けてきた（笑）。
小さな巨人よ永遠に。
- スカイリーダ
- タイセフト
- ダイハード産駒
- タニノチカラ
- キヨノサカエ
- ヤマニンウエーブ
- ハイセイコー
- キタノカチドキ
- ホウシュウエイト
- メジロスイセイ
- トーヨーチカラ
- ハクサンホマレ
