競輪
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2017/06/04 12:52
安田記念を走らせたかった馬・バンブトンコート
安田記念は84年のグレード制導入に伴いG�気乏壁佞韻気譟⊇�のマイルCSとともに、マイラーにも「G�鞠蓮畭腑譟璽江，素蓮廚両旅罎�与えられることになった。
それまでのJRAのレース体系は長距離偏重で、マイラー（中距離馬）は限界を越えた距離に挑み続けるか、賞金も低く注目もされない適距離を走り続けるかの二択しかなかった。
前者の代表がナオキ、バンブトンコート、後者の代表がニチドウアラシだった。
彼ら「時代に恵まれなかった名ランナー」の中でも、個人的にはバンブトンコートが一番不憫に感じられる。
2歳時は7戦6勝（重賞3勝）で最優秀三歳牡馬に選出。その後骨折で休養。ひと叩きして中1週という強行軍で挑んだダービーで1番人気に支持され0秒3差4着に終わるも、続く函館記念では皐月賞馬ファンタストを一蹴し優勝。ここまでは史上に残る名馬への道のりを歩んでいた。
だがその後の足どりは…菊花賞7着、天皇賞・春7着、同秋（当時は3200ｍ）13着、有馬記念11着。惨憺たる戦績である。天皇賞・秋ではバローネターフに先着されている。
今やバンブトンコートの名が全国レベルで話題に上ることは皆無と言っていい。
しかし長距離戦で結果を出せない間にも、マイラーズCでは連覇を狙うインターグロリアを競り落とし優勝、宝塚記念ではサクラショウリと一騎打ちの末クビ差2着。朝日CCでは61�舛鯒愽蕕辰鴇，辰討い襦�最後のレースとなった巴賞では久々と61�舛�嫌われたのか、あるいはもう過去の馬と見られたのか、9頭立て8番人気という信じられない低評価だったが、意地を見せて勝ち切った。出走予定だった京都大賞典の直前に脚部不安のため引退を余儀なくされ、カツラノハイセイコ、キャプテンナムラ、ニチドウアラシらとの激突が実現しなかったのは残念で仕方がない。
バンブトンコートには名門・伊藤修厩舎のエースとして王道路線を歩まざるを得ない宿命があったのは確かだが、適距離を選んで走っていればどれほどの成績を残しただろうかという思いは消えない。この時期にG�機Π妥諜�念があれば…。走らせたかった。
- グレード
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