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2017/06/18 08:31
備忘録(JRA最強馬候補)
3年ほど前、某巨大掲示板のスレッドに刺激を受けて私的なJRA最強馬候補を選んでみたことがある。備忘録として書き止めておく。
JRA史上最強馬候補10頭
まず最初に、自分なりの最強馬候補の条件を…
1.古馬混合の大レース戦線において一定期間「無敵」の状態(負けることがニュースになる)があること
・マルゼンスキー、カブラヤオーは同世代以外と大レースで走っていないので選外とした
2.「この馬がルドルフやディープ、オルフェーヴルと戦ったらどんなレースになるだろう」という妄想をかきたててくれること
・ゼンノロブロイは確かに無敵の時期があったが「その当時のメンバーでは一番強かった」というイメージしか湧かず選外とした。あくまで個人の好みなのでご容赦願いたい
3.「最強馬を決めるレース」の舞台は東京2400mなり中山2500mのイメージ
・したがって特定の条件なら下記10頭より強いであろう名馬(マイルのタイキシャトル、モーリス、左回り1800−2000mのサイレンススズカなど)が選外となっている。こちらも個人の決めた基準なので批判はご容赦願いたい
※リアルタイム(1969.12以降)で見た馬のみが対象
※登場順は生年の早い順であり強いと思われる順番ではない
1.タニノチカラ
1969年生。24戦13勝。天皇賞・秋、有馬記念
戦法を逃げに定めた旧6歳秋から引退までのレースぶりにはいかなる馬でもこの馬を捕らえられないのでないかという説得力があった。「相手になりません!」の衝撃は不滅
2.トウショウボーイ
1973年生。15戦10勝。皐月賞、有馬記念
今も鮮明な神戸新聞杯の衝撃(まさに10年先を走っていた)。出るレースは勝つ前提で語られる三冠馬並みの存在感。獲得タイトル数は問題ではない「別格」の馬
3.テンポイント
1973年生。18戦11勝。天皇賞・春、有馬記念
ひ弱な貴公子から変貌を遂げた旧5歳時の強さは格別。トウショウボーイに真っ向勝負を挑んで勝ちきった唯一の馬。海外遠征を実現させたかった
4.シンボリルドルフ
1981年生。16戦13勝。三冠、天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念2回
相手にトラウマを植え付けるかのような無慈悲なまでの強さ。この馬と一緒に走ったおかげで、三冠馬と二冠+春天馬が最強馬候補から永遠にはずされてしまった
5.トウカイテイオー
1988年生。12戦9勝。皐月賞、ダービー、ジャパンC、有馬記念
負ける時の「これが実力ではない」という異常な説得力のおかげでもあるが、度重なる骨折に悩まされながら「最強」イメージを最後まで崩さなかったのは素晴らしい
(続く)