競輪
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2018/01/21 11:35
アメリカジョッキークラブカップ
70〜80年代のAJCCは、私のような関西びいきのファンにとっては羨望と嫉妬が入り混じった感情をもって仰ぎ見る特殊なレースだった。
アカネテンリュウ、メジロアサマ、タケホープ、ストロングエイト、グリーングラス、カシュウチカラ、サクラショウリ、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザン…。歴代の優勝馬には綺羅星のごとく優駿が並んでいる。当時の関東の有力馬は、有馬記念や菊花賞のあとここに出走してから休みに入るか、そのまま月1ペースでレースに出ながら天皇賞や宝塚記念を目指すのが常だった。特に私が見始めた71年から79年までは東京2400（71年のみ2500）ｍで行われ、頭数は7頭から11頭（77年だけ14頭）、力と力のぶつかり合いで強い馬が勝つという一種理想的なレースだった。
90年代からの東西の力関係の逆転や、一流馬が厳寒期を避ける傾向の顕著化によりAJCCも出走馬レベルがG�兇砲佞気錣靴い�疑問の年が増えてきた。関西で同時期に行われる日経新春杯が、東に比べ古馬陣の層が薄い上にハンデ戦ということもあってG�亀蕕僚仭�が少なく、毎年メンバーの違いにため息をついていたのが今となっては懐かしい。
今年はグランプリ馬ゴールドアクターが出走するがブランク明けとあって他馬に付け入る隙ありと見られている。キタサンブラックの鞍上で何度も馬体を合わせての叩き合いを演じてきた武豊騎手がこの馬をどう操るのか興味深い。
- アカネテンリュウ
- メジロアサマ
- タケホープ
- ストロングエイト
- グリーングラス
- カシュウチカラ
- サクラショウリ
- ホウヨウボーイ
- アンバーシャダイ
- ミホシンザン
- グランプリ
- ゴールドアクター
- キタサンブラック
