まあざっくりした感じかもしれませんがJR

まあざっくりした感じかもしれませんがJRAに意見しました。
エージェントの氏名がJRAのHPで公開されましたが現行のルールでは公正競馬が確保できないと思います。
騎乗依頼が重なってしまった場合に、乗れない方を別のレースにまわしてくれるように手配することは当然の仕事で問題ありませんが、複数の騎手を抱えるエージェントが「Aはこちらに乗るので乗れない方にはBを、次走はAに戻しますから」という風にして囲い込んでしまうケースが実際にあり、これは公平・公正の観点から問題があると思います。
レースの中では騎手がライバルホースを負かすため、力の劣る馬を少しでも上位にするために適正なかたちで相手の進路をふさぐ・フタをするシーン（例えば凱旋門賞のフォルスストレートでキズナがオルフェーヴルにフタをした場面が有名です）がありますがこれは騎乗技術の見せ場でファンは大いに注目し盛り上がるところです。
しかしながら上に挙げたように同一のエージェントから騎乗馬を手配されている騎手同士がそうしたせめぎ合いをするでしょうか。Aが「Bの騎乗馬は次は自分が乗るかもしれない。じゃあ普段ならフタをするところだが進路を空けておいてやろう。」と考えても不思議ではなく、ファンはそうした疑念を持っています。
外観から競走の公正を確保するため、1人の騎手しか担当できないようにするべきです。
また、いわゆる囲い込みができなくなることは結果的に人と馬の結びつきを強くし、これは競馬人気の回復につながるはずです。