競輪
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2015/11/09 20:02
京都JS登録馬展望��
今年もやってきました京都JS。1年に2回しか使われない京都名物バンケット障害を楽しみましょう。
ウォンテッド
昇級後しばらくは見せ場無くなだれ込むだけというレースが続いていたんですが、今年に入ってからこのクラスでも安定して上位争いできるようになってきました。過去のレースの中で私が一番評価しているのは前走の東京JSです。オースミムーンがハイペースの消耗戦の流れを先行集団の少し後ろから見ながら進めて最後差しきったレース。直線だけでタナトス、オジュウチョウサンが追い込んできているように先行勢には厳しい流れだったと思うんですが、この馬は道中3番手から前を追いかけて最後まで2着争いをしていました。内をうまくロスなく立ち回れたのも大きかったと思いますが、同じような位置にいたエーシンホワイティが沈んでいることを考えると強い内容だったと言えます。前々走は高田Jが降ろされた？きっかけになったレースで、序盤最後方からの消極的な競馬で結局前が止まらなかったという内容で、評価を下げる必要は無いかなと。少し間隔が空いたので状態が鍵になってきますが、今のところこのメンバーの中では軸として一番信頼できそうかなという感じです。
エーシンジーライン
意外にもジャンプ重賞は初挑戦になりますが、このクラスの平場OPではずっと上位争いをしてきた馬です。前走はスタンド前で一気に先頭に並びかけていってその後は3頭雁行の一番外を回り、4角で一気に後続を出し抜きましたが最後は止まって3着。久々で62kgだったことを考えるとまずますの内容だったと言えます。ひと叩きされた今回は当然期待したいところなのですが、前走の清秋ジャンプS出走馬のその後が軒並み結果が出ていないのが気になっています。1、2着馬に加えこの時人気になっていた昇級馬も次走見せ場なく敗れていて、レースレベル的にどうだったのかなという不安。今回は重賞好走実績馬が何頭か居てレースレベルは間違いなく高くなります。ここで通用するかは未知数な面が多いかなと。あと気にする程ではないかもしれませんが、前走飛越の悪さが少し目に付きました。重賞レベルではどの馬もそつなく障害をこなしてくるので、少しのミスでも大きなロスに繋がりやすいです。
オールアズワン
少頭数ではありましたがタナトスを破って現級OP勝ちした実績があって、ここでも軽くは扱えないなという印象。何度か大敗もあって不安定な面も見せてはいるんですが、この馬が好走しているのは決まって逃げ馬があまり息を入れずに逃げる展開。後続が追いかけてその馬も脚をなくしてといういわゆる消耗戦で最後差し込んでくるパターンばかりです。流れが向けば強敵相手とも差がなくやれているわけだし、展開予想をしっかりしたうえでこの馬の取捨を考えたいところですね。今回はおそらくルールプロスパーが逃げるだろうと予想していますが、ルールが逃げる場合相手も含めて前が残るケースが圧倒的に多いんですよね。そうなるとこの馬の出番は無さそうなんですが、早めに動いてルールにケンカを売りにいく他の馬がいるかどうかですね。個人的にはエーシンジーライン＆西谷Jが匂いますが、前走早めに動いて止まっているわけだしなぁ。ニジブルーム＆小坂Jも以前は逃げ馬に絡むレースをしていましたが、最近は好位の競馬が板についてきた感じなので、やっぱりペースはそんなに速くならないかも。
シゲルキョクチョウ
平場では大崩れなく走れるんですが重賞では結果を出せていません。前走は1年ぶりのレースで好スタートから果敢に先行していきましたが、レース中にアクシデント発生で競争中止。すぐに出走してきたということで大事には至らなかったんだとは思いますが、状態面も含めてちょっと心配です。全盛期のメイショウブシドウ相手に僅差の2着なんかもあって、本来の力が発揮できれば重賞でやれてもおかしくないとは思うんですが、それも2年前のことですしね。追い切りで明確な良化でも見られない限り私は手を出さないと思います。ルールプロスパーがマイペースで逃げて超スローに落とし込んだときの前残りの穴で狙うのはありかな。京都の障害コースは秋はまだこれで3レース目でそこまで痛んでないはずなので、前に行く馬を狙うのは理に適っていると思います。
- ウォンテッド
- オースミムーン
- タナトス
- オジュウチョウサン
- エーシンホワイティ
- エーシンジーライン
- オールアズワン
- ルールプロスパー
- ニジブルーム
- シゲルキョクチョウ
- シデン
- メイショウブシドウ
