競輪
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2015/11/10 20:05
京都JS登録馬展望��
ダンツミュータント
今年の初めに未勝利勝ちから即現級勝ちしていますが、11着エースワンまで1.5秒差という大混戦のレースで、4角の時点では何が勝ってもおかしくないという状況から、最終障害で外からスムーズに立ち回って抜け出してきました。この時のメンバーを今あらためて見てもちょっとレベル的に怪しいなという印象だし、内で窮屈になっている馬が多数居た中で外からうまく流れに乗れた利が大きかった感じがします。重賞初挑戦となった京都ハイジャンプは後ろからではどうしようもないという展開で前に行って沈んだのは不満なんですが、まあこれは距離を言い訳にすることができるかな。前走は終始外を回りながら最後まで勝ち馬に肉薄していて、なかなか強い内容だったと言えると思うんですが、このレースも6着まで差のない大混戦となっていてメンバーレベル的にも疑問符の付くレースでした。戦績を眺めてみると京都に良績が偏ってはいるんですが、小さい馬なので生垣を飛ぶのは結構大変そうに見えます。順調度はこの中では上位だとは思いますが、重賞好走級の相手が何頭か居るしここに入るとワンランク落ちてしまうかなという印象です。
トウケイゴールド
新潟での未勝利勝ちは非常に強かったです。中団やや後ろのラチ沿いから向正面でスルスルと押し上げていって、最終障害後直線だけで8馬身突き抜けました。重馬場で他馬が止まったというのもあるでしょうが、それにしても昇級後が案外です。清秋ジャンプSはハイペースで展開としてはこの馬に向いて実際追い込んできてはいるんですが、トーセンハナミズキやセイウンコレットあたりに見劣ったのは不満。前走も先行馬総崩れの展開になったんですが直線全く伸びてくることがなく後方で力尽きました。このクラスの流れ自体に乗れていない感じで、そうでなくても序盤から速い展開になりやすい京都、しかも重賞でいきなり上位争いに絡んでくるとはちょっと考えにくいですかね。大雨でも降ってボコボコの馬場になれば大穴として買ってもいいかなという感じ。天気予報では土曜日雨予報ですが果たしてどうなりますか。
ドリームセーリング
昨日ルールプロスパー逃げという展開予想をしましたが、この馬がハナという可能性も大いにありそうですね。むしろこっちの方が可能性が高そうでしょうか。昨年の阪神JSがこの馬のベストレースでしょう。1週目で後続を離して逃げて襷あたりでしっかりとペースを緩めます。向正面でレッドキングダムに迫られますが、そのあたりから徐々に仕掛けていってまた引き離していき直線。捲ってきたメイショウブシドウに勢いで交わされてしまいましたが予想以上に粘りを見せていました。勝ちにきたレッドキングダムを逆に潰して、オースミムーンの追撃も凌いだというのは展開利があったことを差し引いてもかなり評価できる内容。次走の大障害でもハナを切りましたが後続を引き離すことができず、アポロマーベリックの早めに潰しに来られるきつい展開になりましたが残り100mまでは3着争いに粘っていました。飛越は巧い部類で、京都のバンケットも経験済み。コーナーワークも上手なんですが中山や阪神に比べると京都ではあまり利は生まれないかな。とにかく問題は1年近く間隔が空いているということで、最終追い切りはしっかりとチェックしたいところ。最大の目標は暮れの大障害でしょうし叩きの意味も強いと思いますがそれでも軽視はしたくない馬ですね。
ニジブルーム
低いスピードの落ちない飛越を生かして先手を取り、掛かり気味の息の入らない逃げで最後まで粘り込むというイメージの馬でしたが、ここ2走はスロー番手で折り合わせて結果が残せています。この2走は相手もそこそこ揃っていて、ある程度の評価はしていい内容。まあそれでも重賞で勝ち負けになるには終いが甘過ぎるとは思うんですけどね。大崩れはなさそうですが上位を脅かすようなレースをするのも想像しにくい。今回もおそらく好位で折り合っての流れ込みを狙ってくるかな。とにかく飛越が低いので生垣中心のコースは少し不安があって、実際最近は生垣を避けるようなローテが組まれていましたが、前走の小倉戦ではうまく飛べていたのでおそらくは大丈夫なんじゃないかと。ただ2年前のこのレースに出た時はバンケット前の一番幅のある生垣で躓いていましたけどね。
- ダンツミュータント
- エースワン
- トウケイゴールド
- トーセンハナミズキ
- セイウンコレット
- ドリームセーリング
- ルールプロスパー
- レッドキングダム
- メイショウブシドウ
- オースミムーン
- アポロマーベリック
- ニジブルーム
