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2015/11/22 19:22
休養明けを物ともせずモーリスがマイルG1連勝!
マイルCS1:32.8(47.1-45.7)
12.6-10.9-11.1-12.5-11.9-11.1-11.5-11.2
レッツゴードンキ、クラリティスカイの3歳馬2頭がハナを主張し合って序盤は速くなりましたが、クラリティが引いて中盤ドンキがガッツリ緩めて予想通りスローペースに。ラップを見ると仕掛けどころが遅く、持続力よりもギアチェンジと瞬発力が求められるレースとなりましたね。
モーリスは最速地点のコーナーで外めを回りながら離されずに付いて行き、ラスト2Fで仕掛けられエンジンがかかるとあっという間に突き抜けました。まさに強者の競馬という感じで着差以上に強い内容だったと思います。まあこういう流れで凄まじい瞬発力を発揮することはダービー卿チャレンジでわかっていた事なんですが、中間アクシデントがあってぶっつけでここまで力の差を見せ付けるとは正直驚きました。安田記念は持続力勝負寄りのレースとなりましたが、全く違う流れでのG1連勝というのが素晴らしい。現時点でこの路線では相手は居ないかなという感じです。
フィエロは正直ここでは力量的に足りないと思っていました。安定はしているんですが、ん?と思うような相手に勝ち切れなかったり、ジリジリとしか伸びなかった安田記念の内容もいいとは思えなかったんですよね。今日はゲートをスムーズに出て好位後ろから。直線で狭くなって進路がなかなか作れなかったんですが、最後は接触しながらもしぶとく伸びてきて強い2着でした。安田記念とは別馬と思えるようなレース振りでしたね。ゲートをまともに出た時のデムーロは本当に逆らえないヤバいジョッキーだと思います。
イスラボニータは最速地点の4角でラチ沿いを回ったことは良かったと思うんですが、直線一番最内を突こうとして詰まり、方向転換でブレーキをかける格好になってしまったのが痛かった。勝ち馬はそこでエンジンをかけて突き抜けたわけですからね。それでも立て直して2段階加速でふたたび伸びてきたのはさすが。ギアチェンジという面では最上位であることを証明したと思います。
サトノアラジンは内の中団やや後ろあたりで進められていましたが、直線に入って内に進路が無いと見るやスーッと一番外に持ち出して、最後はモーリスにジリジリと詰め寄るこれまた強い内容でした。仕方なかったのだとは思うのですが他馬が加速していっている地点で斜めに走らざるを得なかっことが今回の敗因だったかなと。いい枠だったし結果的にはエプソムカップの時のようにもう少しポジションを取りに行っていればなという感じでした。