メジャーエンブレムが人気に応え2歳女王に輝く！

阪神JF1:34.5(46.9-47.6)
12.5-10.9-11.4-12.1-11.8-11.7-11.5-12.6

1200路線の馬が引っ張って後続も離されることなく付いて行っったことでややハイペースになってラスト1Fガッツリかかる消耗戦になりました。短距離寄りの質が問われたレースで、持ち時計がなくキレだけで勝ち上がってきたような馬はふるいにかけられた感じですかね。

メジャーエンブレムは力はあるので無視できないなと思って対抗に推したんですが、どちらかというとギアチェンジと瞬発力に優れたタイプだと思っていたので、このラップで先手を取って完勝してくるとはちょっと驚きましたね。もしかしたらこの世代の牝馬の中では1頭かなり抜けているのかもしれません。これだけこなせるペースの幅が広いとなると、気が早い話になるかもしれませんが、牝馬クラシック戦では少なくとも大きく崩れることはなさそうかな。

ウインファビラスはしてやったりという感じでしっかり連対してくれて松岡Jには感謝しています。新潟2歳Ｓはロードクエストが1頭異次元の強さだったのでレースのラップバランスとしては超スローでしたが、ロードが居なかったものとして考えると平均ペースで持続力を問われるレースになっていました。そこで3着以下は千切っている訳だし今回のような流れはマッチしていたんですよね。松岡Jが外枠を生かしてうまく流れに乗せたことも大きいと思います。

ブランボヌールは前走が不甲斐なかったので切ってしまったんですが、前走がキレ負けだったと考えると、消耗戦想定なら押さえなければならなかった馬ですよね。これについてはちょっと反省しています。距離に目処を立てる競馬ができたことは大きい。瞬発力勝負になると危うさはあると思うんですがね。