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2016/02/21 18:17
レコード決着のフェブラリーSを制したのは底を見せていない上がり馬モーニン!
フェブラリーS1:34.0(46.1-47.9)
12.2-10.8-11.1-12.0-12.3-11.9-11.6-12.1
3歳の千六の未勝利戦で35秒台が出るくらいの超高速ダート。もちろんどんどん乾いていったとは思いますがこういう馬場での適性がモロに出た結果になったと思いますね。芝のレースかよと言いたくなる様なラップです。ペースバランス的にはハイペースですが3、4角でかなり緩んでいてラスト2F最速。どちらかというと後半勝負型のレースだったと思います。
モーニンは好スタートから先行勢がごった返していたのでデムーロがいったん控えるも、やや掛かり気味に押し上げる形になり、コーナーを迎えたところでも外という結構つらい展開。しかしコーナーで一気に前のペースが緩んで内外の差がそれほど無くなって、この馬としてはラッキーな展開になったと思います。直線に入って追い出されてからの反応はいまいちでしたがジリジリと伸びて抜け出し後続の追撃を凌ぎました。前半速かった分仕掛けが遅くなって2〜4着馬は脚を余した格好になっていると思うので展開利もあったと思います。とはいえ後半の最速地点で抜け出してきたわけですからこの馬のトップスピードは相当なもの。ダート戦ぽくないラップ推移での完勝だったこともあって芝でもやれるんじゃないかと個人的には感じました。
ノンコノユメは道中緩むことを想定できていたらもっと濃い印を打っていたのにと負け惜しみ(笑)。消耗戦では底が見えたと思っていますが後半型のレースで滅法強いことは認めているので。結果的に4角の緩んだところでもっと積極的に仕掛けていけてたらなぁという感じの差し損ねでしたね。ヒヤシンスSのスマートシャレードもそうでしたが差し馬に跨ると一転して消極的になるいかにもルメールらしい負け方だなと感じました。
アスカノロマン、ロワジャルダンは今回と同様芝並みの超高速馬場だったみやこSの好走馬でいかにもこういう馬場が向いたという感じ。アスカノロマンは内枠でしたが外めに持ち出して、ノンコは違いコーナーの緩んだところで押し上げていけたのが大きかったですね。
本命馬ベストウォーリアはこの後半型のラップなら昨年のように詰めきれないだろうなぁという感じでまあ想定内の負け方ですかね。この馬がこのラップで勝ち切るとなるともっと前のポジションが必要になると思うんですが、前半外の馬が速くて狭い内で押し下げられる形になってしまいましたからね。
それにしても昨日も今日もデムーロだったわけですが来週もドゥラメンテが出走予定ということでデムーロ祭りはまだまだ続くんでしょうかねぇ…。