1190件のひとこと日記があります。
2016/03/27 19:59
ビッグアーサーが初重賞をG1制覇で飾る!福永Jが強気の競馬で意地を見せた!
高松宮記念1:06.7
11.7-10.1-10.9-10.8-11.1-12.1(32.7-34.0)
ラップ推移としてはオパールSに近いものとなって、超高速馬場の消耗戦というビッグアーサーにとっておあつらえ向きの流れになったかなと。個人的には想定したとおりの展開でシメシメという感じでした。結果はアルビアーノが抜けたんですけどね(笑)。
ビッグアーサーはスタートを決めて好位に楽に取り付き、ラチには拘らずミッキーアイルの外側、ラチから1、2頭分外を追走。4角で外に持ち出したミッキーのさらに外側に持ち出して、最後ミッキーが止まったところを差し切りました。高速馬場が向いたのは間違いないし、左右に馬が居なくて動きやすい事も幸運だったんですが、最後の直線馬場の一番いいとこにスムーズに持ち出して脚を出し切った辺りは褒めざるを得ない好騎乗だったと思います。昨夜のリアルスティールの事で精神的にどうなのかなと心配していましたが、悔しさを積極性に変えたという感じでしたね。こういうタイミングで結果を残せる辺りやはりトップジョッキーなんだなと感心してしまいました。距離は違えどリアルに跨った時も今日のようなポジショニングのイメージで積極的に運べる事ができればすぐに結果も付いてくると思うんですけどね。
ミッキーアイルはローレルベローチェ、ハクサンムーンというゴリゴリの快速スプリンター相手ではさすがにハナは切れなかったものの、こちらも4角で馬場のいいところに持ち出して勝ちに行く競馬はできていました。阪急杯で19秒台の時計で逃げ切っていて高速適性も示していたので驚くような結果ではありません。まあしいて敗因を挙げるなら前2頭は相当飛ばしていたわけなので、外に持ち出すタイミングもそうだし仕掛けるタイミングも少し早かった事かなと。結果論ですけどね。
アルビアーノは高速適性はあると思っていたし、前走ひどいレースだったことも知っていたんですが、スプリント戦では出遅れずとも後方からになるだろうなと思っていたので、それでは届かんと思って今回軽視してしまいました。実際は前には行けずとも中団あたり、予想以上にいいポジションを取ることが出来ていました。道中は追走に遅れる感じで少しポジションを下げていたものの、直線は秀でた瞬発力で馬群を割いて伸びてきました。自分としてはミッキーとアルビの間の1.3/4馬身の間に何かいるだろうと思っていたんですが、意外とこの超高速馬場に対応できるスプリンターが少なかったですね。その役をサトノルパンに期待していて一瞬内から伸びてきていたんですが逃げ馬と共に失速。もし高速馬場巧者のベルカントがこちらに出ていたら面白かったかもしれませんね。