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2016/05/10 22:07
理想的なラップを刻んだメジャーエンブレム&ルメールが名誉挽回を果たす!
NHKマイルカップ1:32.8(46.0-46.8)
12.3-10.7-11.3-11.7-11.7-11.3-11.5-12.3
タイトルのとおりですね。ルメールJがクイーンCに限りなく近いラップで運んだことでメジャーエンブレムの力を最大限に発揮。桜花賞の雪辱を果たしたという結果でした。まあクイーンCと比べるとラスト1Fでガクッと落としているんですが、あの時の東京は超の付く高速馬場でしたからね。今の馬場を考えると優秀な走破内容だったと言えるかと。やはり切れ勝負に付き合うのではなく、自ら速いラップを刻んで後続に脚を使わせる競馬こそがこの馬の形なんでしょうね。桜花賞でこの競馬が出来ていたら…とも思ってしまうんですが競馬にタラレバは厳禁ですから…。こういうタイプなので正直距離が伸びていいとは思えないんですが次はどこに向かうんでしょうかね。個人的には安田記念で見てみたいなと思うんですが、まあ普通に考えれば秋華賞路線でしょうね。
ロードクエストはいつもどおり出負けして集団後方内に待機。途中から外に持ち出して3角あたりでちょっと掛かり気味になりながらもじっくり我慢。直線で一番外に持ち出してラスト1Fで他馬が止まる中最後グイッと伸びてきての2着確保でした。メジャーが他の先行馬を掃除する展開になったわけだし、同じような位置にいて仕掛けを遅らせていた人気薄のハクサンルドルフも差のない所まで差してきているので、展開的に嵌った事は否定できない。ですが個人的にメジャーが作る淀みないペースは向かないだろうと思っていたので、そういう意味では意外な好走でした。ダービーで厚く狙おうと思っていた馬なんですが、やはり世間のイメージどおりマイル色の強い馬なのかもしれませんね。ダービーでの取捨が悩みどころ。
レインボーラインもシンザン記念で本命にしたように結構評価していた馬なんですが、あの時がペースが上がって追走に脚を使わされて終いが鈍ったように感じる内容だったし、中緩みのあったアーリントンカップで巻き返してきたことからも、これもメジャーの作るペースは向かないと思ってしまったんですよねぇ。終わってからこんなに人気がなかったというのに驚き。まあ大外枠でなかなか手が出にくかったのは確かなんですが。内容的には前が淀みなく流れている中で中団外々から強気の競馬で最後まで長く脚を使って伸びているわけだし普通に強い内容だったと感じます。アーリントンC、ニュージーランドT組は着差からもどっこいどっこいのレベルなのかなと思っていたんですが、ちょっとその認識は改めないといけないですね。