競輪
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2016/05/22 17:59
桜の雪辱を果たしシンハライトが樫の女王に！
オークス2:25.0(72.3-72.7)
12.3-10.7-12.1-12.3-12.4-12.5-12.9-12.6-12.7-11.4-11.5-11.6
ペースバランスとしては平均ペースなんですが徐々に緩んでいって中緩みの展開。仕掛けどころもかなり遅く3F勝負のギアチェンジ戦になりました。自分としてはほぼ想定どおりのペースだったんですが狙っていた紐が力を出し切れていなかったりそもそも力が足りなかったりと選び方が悪かったなという感じ。
シンハライトは後方4、5番手の内で進められる形。道中ずっと窮屈なポジショニングで動けず、3〜4角でも各馬が追い出しを我慢して隊列が崩れない中で、直線でもなかなか進路が作れず苦しい展開。残り1Fでデンコウアンジュとの競り合いの中で無理やり進路を作って、前を向いた瞬間一気に突き抜けたという内容でした。内枠でかなり難しい競馬になったとは思うんですが、直線での斜行は誉められたものじゃないし、ラスト1Fの伸びを見ると運びようによっては楽に勝てたレースだったと思います。これがクラシック1番人気の重圧なんでしょうかね。馬の方はやはりこういう流れならこのメンバーでは1枚抜けていた。秋華賞も今回のような流れなら上位争いは間違いないでしょう。
チェッキーノは前半何とか折り合いをつけながらシンハライトの一つ前の外目の位置取り。戸崎Jらしく前の仕掛けに合わせるように外から仕掛けていって、大外からジリジリ脚を伸ばしてきましたがラスト1Fで内から伸びてきたシンハライトに屈したという結果でした。3連勝は全て平均ペース以上の消耗戦寄りのレースだったし、自分的にはこういう流れでやれるかは未知数だと思ったのでこの評価だったんですが、見事に対応してきましたね。今日の流れでは完敗でしたがもし秋華賞がフローラSのような消耗戦になるなら逆転も十分あると思います。
ビッシュはゲートも普通に決まって前走よりも積極的にポジションを取りに行きました。3角あたりでさすがデムーロJという感じのレースを動かす積極的な仕掛けで上がっていき、直線ではいったん抜け出すも最後少し甘くなったところを上位2頭に差されたという形でした。上位2頭とは力差がある中であそこまで僅差に持ち込んだのは間違いなくデムーロJのおかげだったと思います。この馬もチェッキーノと同じく消耗戦タイプだと思うのでペースが上がらないならああいう感じで自分から仕掛けていくしかない。もともとそういう騎乗スタイルのデムーロJとこの馬が相性が良かったというのもあるでしょうね。
フローラSでビッシュを本命にして今回は切ってしまったことで外してしまったわけですが、前回この騎乗をしてくれよノリさんという感じです。前走が無かったら多分紐には買っていたと思う。今回ジェラシーで4着というのは見事ですけどね(笑)。
- バラン
- ギアチェンジ
- シンハライト
- デンコウアンジュ
- チェッキーノ
- ローラ
- ビッシュ
- スタイル
- ジェラシー
