競輪
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2016/06/21 18:11
東京ＪＳ登録馬展望��
クラウンデピュティ
平地に戻して掲示板なんかもあったりして、このままダート長距離路線を使ってくるのかと思いきや、また障害に戻ってきましたね。しかもいきなり重賞。ひとまず障害OPに上がってからの3戦はコース取りもポジショニングも悪くて力を出し切れていないなという印象が強い。良く言うとまだ底を見せていなくて、未勝利を勝ったときのように先行できれば勝負になる可能性はありそう。ただし勝ち上がったレースはレベル的には低めだったので、そのときよりは相当パフォーマンスを上げてくる必要がある。生垣の飛越はハードルのそれと比べるといまいちかな。
タナトス
前走はドスローで勝負どころでのポジショニングが大きく結果を左右したレース。直線だけでよく6着まで追い込んできたなという感じ。同じくポジショニング悪く差し損ねたトゥールモンドは次走巻き返していて、この馬は外に持ち出そうとして仕掛け遅れたうえに直線でも進路変更するロスがあったわけですし、参考外と言ってもいいような内容。昨年の2着馬なわけだし原田Jが積極的な競馬をしてくるなら変わってもいい。昨年のような消耗戦にはなりそうにない構成なんですが、そのあたりはオジュウチョウサンの動き次第かな。
テーオーゼウス
前走なんかでも結構頑張っているんですが、いかんせんこのクラスでは速い脚に欠けるだけになかなか上位に食い込めないでいる。サナシオンの勝ったOPで3着に残ったときのように、先行してポジション差を生かせる展開になるのを待つしかないという感じでしょうか。今回は有力どころに後ろからの馬が多いし、後ろにマークが集まるようならそういう展開になる可能性はありますが。ただしそういう展開になったとしても厄介な相手は多い。佐久間Jが目標にされることを恐れず、自分から仕掛けていけるならチャンスがあるかもしれませんが。
トーセンハナミズキ
2走前の2着はペースが遅かったことでこの馬の行き脚でも先行することが出来、展開の恩恵も大きかったと思うので、この馬を語るには適さないレース。この馬の本来の形は緩んだところで捲り気味に押し上げていく競馬なんですが、最近そういう競馬が出来ていないのが気になる。良績が福島に偏っていて、襷のない順周りコースでは同じように捲っていくのは難しいんだろうなと感じます。今回も順回り東京コースで多頭数と捲るには難しい条件。2走前のような奇襲ならばチャンスが生まれてくるのかもしれませんが、最近の小野寺Jの状態では大きな期待は出来ないかな。
ビコーピリラニ
紛れの少ない少頭数では強敵相手にも頑張れるのに、多頭数になると軽いメンバーでも見せ場すら作れない。これは多頭数では少頭数のときと比べるとどうしても馬群が縦長になるので、ポジショニングの悪さがそのまま多頭数時の敗因になっているんだと思います。田村Jは周りの流れに身を任せ過ぎていると感じる。馬自体はオジュウチョウサンと同じように非凡な持続力を持っていて、ここでも通用する力はあると思うので、自分がペースを壊してやるんだというくらいの気概が鞍上には欲しい。わかりやすい押し上げポイントのある襷コースの方がいい馬なので、今回は条件的にはあまりいいとは言えないのですが。
- クラウンデピュティ
- タナトス
- トゥールモンド
- オジュウチョウサン
- テーオーゼウス
- サナシオン
- トーセンハナミズキ
- ビコーピリラニ
