競輪
1190件のひとこと日記があります。
2016/07/26 23:45
小倉サマーＪ登録馬展望��
ブレイクアウト
障害緒戦は逃げて自らハイラップ消耗戦に持ち込んで粘りこみ2着。前走は飛ばす2頭を前に置いてそれらを楽に捕らえての押し切り。それぞれ違う形で、かつどちらもレベルの高い内容で結果を出したことは評価できます。昇級してもすぐに通用しそうだと感じるし、今回ペースが速くなりそうなのもこの馬にとって好都合かなと思います。ただこれまでの2戦いずれも踏み切りのタイミングが合わず危ない飛越が何箇所か見られたのは気になる点。今回は生垣中心の小倉コースだし、まあ東京で生垣水ごうの経験はあってその時はなんとかこなしていたんですが、難易度の高めの障害で致命的なミスをしてしまうリスクは秘めていると思う。楽しみな馬ではありますが軸として信頼するにはちょっと怖いかなという感じ。
マイネルアダマス
前走はダンツメガヒットの項でも書きましたがラチ沿いを立ち回った馬が上を占めたレース。3角でラステラがペースを引き上げたことで、後続はコーナーで追い上げに脚を使わせられる形となり、この馬のように外から勝負にいく形では苦しい展開だったと思います。とはいえそれにしても甘くなり過ぎだと思うし、2、3走前のあまりに見せ場のないレース振りも含めて考えるとちょっと状態は下降線気味なのかなと感じます。置き障害専門タイプというイメージでもあるし、小倉コースの今回は割引が必要かなと考えています。ニホンピロバロンに唯一土を付けた馬という意味で不気味さはあるんですが。
マキオボーラー
この馬をどう扱うかが今回の馬券的にポイントになってきそう。鉄砲の利くタイプだとは自分も思っているんですが、それでも半年ぶりで本調子にあると信頼し切ってしまうのはどうかと思う。最低でも最終追い切りを見て判断したいところですが、まともな状態にあると仮定するならば、もちろんここでは最上位の扱いをするべきでしょうね。大障害の負け方が案外ではありましたが、とにかく秋陽ジャンプSが強い内容だった。スローに落とし追い出しを我慢してポジション差で粘りこむタイプの逃げ馬かと思っていたんですが、このレースでは自ら仕掛けてロングスパート消耗戦に持ち込んで突き抜けるという内容。このレースをされたら今回のメンバーでは太刀打ちできないと思う。とにかく焦点はこの馬自身の状態面だけでしょう。
メイショウアラワシ
飛越が上手でコース不問。大崩れはないんですがやや決め手に欠け、勝ち切るにはちょっとばかし展開利が必要なタイプだと思います。グランドジャンプ3着ですが前とは相当離されていて、ビコーピリラニあたりとそんなに差のない着差な訳だし過剰な評価は禁物。自分の中ではダンツメガヒットにやや劣っているかなというくらいの評価。これまでの好走も森一馬Jが道中うまく運んだからという印象が強いので、今回鞍上が誰になるかはわかりませんが、乗り替わりは着順に大きく影響してくるような気がします。紐候補ではありますが他に面白そうな穴馬も多いので。
ラガーギアチェンジ
昇級緒戦の前走は未勝利を勝った時のような後方待機策に出たんですが、ペースも仕掛けも早い厳しい展開で、あれだけ道中置かれてはどうしようもなかった。この馬としてはどこかでペースが緩んで押し上げるポイントが欲しいところですが、今回も消耗戦タイプの先行馬が揃っていて、展開的に苦しいものとなると予想される。それならばこの馬自身がポジションを取りに行くしかないのですが、ポジションを取りにいって早めに動いてしまうと終いが甘くなるのは未勝利時代に証明済み。余程展開が嵌らない限りこのメンバーで上位争いというのは厳しいかなという感じです。
リヴゴーシュ
中山新春ジャンプSでニホンピロバロンの2着になるも、その後は先行して早々に甘くなるという競馬を続けている。今考えるとあの2着は道中のペースも仕掛けも遅くポジション差が大きく影響して、この馬としては展開がドンピシャで嵌ったということなんでしょうね。ラガーギアチェンジと同様この馬もペースが大きく緩んで欲しいところなんですが、メンバーを考えるとスローに振れるというのはちょっと考えにくい。どうせ人気はないでしょうしわずかな好走スポットを狙って穴として買うのも悪くないですが、不調期に入ったハーツクライを無理して買おうとは正直思えないですね。
- ブレイクアウト
- ハイラップ
- マイネルアダマス
- ダンツメガヒット
- ラステラ
- ニホンピロバロン
- マキオボーラー
- メイショウアラワシ
- ビコーピリラニ
- ラガーギアチェンジ
- リヴゴーシュ
- ドンピシャ
- ハーツクライ
