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2016/10/30 18:27
世界のマイル王モーリスが中距離でも戴冠!
天皇賞(秋)1:59.3(60.8-58.5)
13.3-12.0-11.6-11.9-12.0-12.3-12.0-11.5-11.0-11.7
昨年なんかと比べると時計が掛かっているのは間違いないんですが、やはりジョッキーの意識以上に時計の出る馬場だったみたいですね。昨日から今日にかけての芝レースでドスローからの高速上がりのラップが連発していたので薄々勘付いてはいたんですが、それでもここまで遅くなるとは思わなかった。武豊Jならしっかり馬場を把握して淀みないラップを刻んでくれるだろうなと思っていたんですが、昨年以上に中緩みして仕掛けも遅いラップになってしまっています。59.2-59.5くらいを想定していた自分としては、1000m通過のラップタイムが出た時点でハズレを確信しました。
こういう後半勝負なら強いだろうとイメージできる馬が普通に上位に来ているのであまり語ることはないかな。モーリスは前半無理をしない中での後半要素の高さはこれまでも示してきていて、スローの中でもしっかり折り合わせて脚を引き出してきたムーア様はさすがだなという感じ。折り合えさえすればもっと長い距離でもやれる馬だと思う。リアルスティールも同じような感じですが、こちらはモーリスよりも走れるペースの幅が狭いと思っていて、流れが落ち着いたのが功を奏したと思う。ステファノスも2着だった昨年と同じような流れの中で、同じように高いトップスピードの持続力を示した。アンビシャスがこういう流れでちょっと足りないのも昨年と同じ。ルージュバックはこういう流れでこそと思っていたんですが、ここ2走と比べてキレが鈍っているあたりこのペースでも速すぎたんだと思う。ラブリーデイにとっても来なければならない流れでしたが、東京2000で外枠から先行というのはどうしてもロスになってくるし、前走なんかを見ても衰えもあると思う。エイシンヒカリは昨年同様キレ負けですよね。昨年と同じような流れを作って同じような負け方をしたのは正直不満ですが、まあ読みにくい馬場だったし、馬自体の行きっぷりも良くなかったりと仕方ない面もあったかと思う。