競輪
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2016/11/07 18:11
京都ＪＳ登録馬展望��
登録馬わずか6頭と開催すら危ぶまれる状況。回避馬が出ないことを祈ります。
ウインアーマー
この馬の前走は、初見時にはホーカーテンペスト強いな〜怪物かもな〜という感想しかなかったんですが、改めて数字を分析してみるとかなり特殊なレースだったことがわかりました。この時の新潟芝は夏ほどではないにしろ結構な高速状態だったにもかかわらず、勝ち時計が過去22回の同条件のレースの中で最も遅い。ただレースの上がり3Fだけは35.9と平地戦並みにべらぼうに速く、これは道中のペースも仕掛けもめちゃくちゃ遅かったということを意味していて、その中で動いていったのはこの馬だけ。勝ち馬はそれに合わせる様にペースを引き上げていましたが、その2頭以外は参加していなかったようなレースと言えます。そういう特殊なレースでの2着ですから額面どおり評価するのは危険だと思うし、自分はむしろこのレースを完全に度外視して、この馬を買うかどうか決めようと思っています。
タマモプラネット
前半馬の気の向くままにぶっ飛ばしてどこまで持つか、という様ないさぎの良い大逃げ馬。そういう破天荒なレース振りながら現級でも2勝していて、負けた時でも際どいレースが何度もあったように、見た目の手応え以上に最後までしぶとい馬です。近走は失速が速いなと感じる事も増えてきたんですが、前走は上位3頭は強力だったのでともかく復調気配を感じさせるような粘りを見せてくれました。常に自分の力を出し切るタイプなだけに、高速傾向にあって各馬が脚を出し切る形になりにくい京都コースというのは間違いなく合うと思うし、今までそんなに使われていなかったというのが不思議ですね。少頭数というのはあまりいい材料ではないですが、ノーマークの大逃げという形で、後続が舐めて仕掛けを遅らせるようなことになるとすれば一発に期待できるかもしれません。
ドリームセーリング
ハナを切ってスローマイペースに持ち込んで最後までしぶとく脚を使うというタイプの馬。昨年のこのレースで長期休養明けから復帰して以降は、いい頃の状態ではないなと感じる事の方が多かったんですが、今年の京都ハイジャンプがルールプロスパーと共に後続を大きく離して飛ばして逃げる形で、厳しいペースの中ルールを早々に競り落とし自らは3着に粘り込むというこれまでにないような強いレース振りで、復調気配を感じさせる内容でした。それだけに飛越がバラバラで全くレースにならなかった前走の大敗が本当に不可解で、どう評価したらいいかわからないというのが正直なところ。現役屈指の飛越巧者マキオボーラーと比較したから下手に見えたのかなぁ。ハイジャンプと同じような形で行けるなら、距離も短くなるわけだし当然上位争いしてくると思いますが…。ちなみにその時もニホンピロバロンに目標にされて捕らえられているわけで、力を出し切れたとしてもこれを逆転するのは難しいかもしれない。
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- マキオボーラー
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