競輪
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2016/11/09 10:57
京都ＪＳ登録馬展望��
ニホンピロバロン
重賞二つを含めた障害戦を5連勝中。唯一2着に敗れたレースも直線で2度寄られる不利があったもので、未だ底を見せていないと言ってもいい。動き出しの良さ、持続力が武器で、飛越も安定している。ハイペースを追走しながらこれまでと変わらず後半力を引き出した京都ハイジャンプで、現役トップクラスの実力であると確信しました。阪神ジャンプSではアップトゥデイトを破ったものの、当時のアップの状態には疑問が残るし、テイエムシシーポスに詰め寄られた内容からも、個人的にはこのレースのパフォーマンスについてはあまり評価していない。ただし陣営や高田Jのレース後コメントから察するに、この馬もこの時は完調には程遠い状態であったと思われ、確かに調教を見て自分もレース前からそんな印象を受けていました。そういう状態でも勝ち切ったことが評価できると思うし、もう一段階上げてくるであろうここは相手関係を考えても、アクシデントさえない限り勝利は揺るがないのかなと自分も感じます。単勝支持率がとんでもないことになりそうですね。
メイショウアラワシ
どんなコースにも対応できて、どんな障害も無難にこなす器用なタイプの馬。レースの質についても注文は付きませんが、どちらかというとパワー系のレースがあっているのかなと感じます。消耗戦で各馬が疲れる中でもバテ差してこれるようなタイプかなと。中山グランドジャンプと小倉サマージャンプで馬券になっているんですが、いずれも上位馬には完敗という内容で、この馬が先着した相手もさして強い馬はいなかったことから、着順だけを見てこの2レースを評価するのは危険かなと思います。高田人気も合わさって1番人気に支持された清秋ジャンプSでの完敗がその証拠。この馬のベストレースは今年2月の京都の平場OP戦で、重馬場でかなり時計の掛かる条件の中で、森一馬Jがうまく内ラチ沿いを極力ロスをなくす立ち回りをしてバテ差してきたレース。道中の追走力に劣るタイプなので、この時はかなり力の要る馬場だったことも良かったんだと思う。この馬をよく知る鞍上に戻るのであれば少し怖いですが、少頭数でも前が結構速くなりそうで馬場も相変わらず速いとなると、大きく離された最後方というポジショニングも考えられちょっと狙いにくい。
メイショウヒデタダ
折り合いの難しいタイプで、その落ち着きの無さから未勝利を勝ち上がることすら苦労したんですが、ここ2走は馬が変わったかのような強い内容を見せています。前々走は番手から進めて途中から無理なくハナを奪う形で、勝負どころで後続を出し抜く仕掛けをして後半要素でぶっこ抜いた。前走は最初からハナを奪いに行きましたが力んだ感じの様な逃げではなくしっかりコントロールされていて、敗れはしたものの強敵ウインヤードと差の無いレースが出来ました。これまでは道中暴走気味に進めて後半甘くなるレースばかりだったんですが、馬の方が障害のペースに慣れて、息の入れ方を覚えた事が大きいんだと思います。東京ジャンプSは鞍上の方が暴走しての失速だったし、今考えると番手で折り合って抜け出した4走前の未勝利勝ちの時が馬が変わったポイントだったのかなと。元々平地で準OPまで上り詰めた馬な訳だし、余力さえあれば平地の脚比べで優位に立てるのも当然かなと思います。強力な先行馬が居るここは、鞍上含めていかにムキにならずに道中進めるかが鍵。タマモプラネットは同厩なので、あっちが逃げてこちらは離れた好位2番手か3番手で折り合わせる形になるんじゃないでしょうか。今のところ自分の中ではバロンに次ぐ2番手評価。
- ニホンピロバロン
- アップトゥデイト
- テイエムシシーポス
- シデン
- メイショウアラワシ
- パワー
- メイショウヒデタダ
- ウインヤード
- タマモプラネット
- バロン
