有馬記念は3歳馬サトノダイヤモンドが古馬をまとめて撃破！

有馬記念2:32.6(61.0?-59.4)
6.8-11.3-12.0-11.9-12.1-13.4-12.8-12.9-11.8-11.7-12.1-11.7-12.1

人気各馬が力を出し切る本当にいいレースとなりましたね。直線の追い比べは凄く見応えがありました。有馬記念を3歳馬が勝つとワクワクしますね。人気どおりの決着だったし、的中していい年を越せるという方もたくさんいるんじゃないでしょうか。自分は外しましたけどね(笑)。

ペースは自分が思っていたほど前半上がらず中盤で中緩みがあって、スパートは例年通りラスト5Fからでしたが4角でいったん緩んでラスト1Fもそれほど落とさないというラップでした。キタサンブラック武豊Jが4角でゴールドアクターとサトノダイヤモンドに差を詰めさせないギリギリの範囲で追い出しを我慢したことで、馬場が重くても最後まで落ちないラップを作れたという感じですかね。今日の武豊Jはジャパンカップの時に負けず劣らず神騎乗だったと思います。あれで差されたんだから勝ったサトノダイヤモンドを褒めるべきでしょう。ゴールドアクターの吉田隼人Jも昨年と同じような好位ポケットの完璧な立ち回りができていました。4角で緩んで直線のギアチェンジ戦というのは向いたけど、馬場のせいでこの馬の武器である速い脚が削がれてしまったのが痛かったですね。そしてサトノダイヤモンドはやっぱり3歳世代は強かったということでしょうか。自分は能力が通用するかどうかというよりも、今まで高速馬場ばかり走ってきていたので時計の掛かる馬場がどうかということを不安視していたんですが、あっさりクリアしてきました。ケチの付け所がどんどんなくなっていく本当にオールマイティな馬ですね。

自分は結局シュヴァルグラン軸でいったんですが、直線に入ってからのギアチェンジで置かれて最後はジリジリという感じで伸びきれませんでした。福永Jに注文をつけるなら、マークしていたサトノダイヤモンドがペースの緩んだところで押し上げていった時に一緒に付いて行くべきだったと思うんですが、まああくまでそれはあとから全体ラップを見たうえでの結果論なので。レース中は福永Jの積極的な動き出しに、自分も4角でもらった！と思いながら見ていましたから。展開が噛み合わなかったし、かつ地力も少し足りなかったということでしょう。