73件のひとこと日記があります。
2018/10/19 07:48
買目を決める前に要点メモ
京都芝3000は菊花賞と万葉Sでのみ使用する為、傾向データとしては乏しいがただでさえ内枠有利な競馬場の長丁場だけあって典型的に外に行くほど複勝率が落ち込むパターン。経済コースを通るのが前提だが最初のコーナーまでが短く、枠順がかなり重要な要素となる。
特徴としては菊花賞はハイペース、万葉Sはスローペースになりがち。おそらく逃げ馬が揃いやすいからではなかろうか?特に今回はアイトーン、ジェネラーレ、エポカ、テッコンなどの逃げ系がごっそり内枠に入る極端な状態になっている。今回もスローペースにはならないと見るのが基本路線だろう。問題は菊花賞で逃げ残った馬がろくにいない点なのだ。そしてエポカとテッコンは無理して逃げる必要はない点。この点だけ見ると皐月賞が参考になりそうな気もするが。
なお逃げはともかく、先行勢が最も馬券になりやすく、差しはかなり水を開けられて次点。逃げ、追い込みは厳しい状況だ。ある程度は前々でやれなければつらい。出遅れ癖のある馬は要注意だ。(3回以上出遅れのある馬:カフジ、グレイル、エタリオウ、フィエール、オウケン、グローリー、特にフィエールは3戦3回なので軸不可)
次に関東馬が異常に弱い点。といっても昔ほど西高東低ではないので気にし過ぎも良くない。またジェネラーレとコズミックは関東馬だが栗東で追い切りを行っているのもポイントだ。ただし遠征で結果の無い関東馬には警戒を払いたい。(関西で良績のない関東馬:ジェネラーレ、コズミック、フィエール、グロン、オウケン、ただしジェネラーレとコズミックは早入り栗東調整)
あとは備考を予想人気順に
エタリオウ:一番気になるのは右回りで発生しやすい斜行癖。出遅れも含め癖が強いのか。被害者はミルコとボウマンと和田。罰金ですめばいいが降着のリスクもある。持続力に特化しており連軸としてはいいかもしれないが勝ち切れるかは疑問。特に菊花賞の一番人気は3倍台は信用が薄い。
エポカドーロ:前走は躓いたのが全てだし一応斜行の被害馬でもある。巻き返してはくると思う。心肺能力は高いが本質的には中距離馬なので距離に関してはやや疑問。逃げを譲っても問題ないし先行力は魅力。やはり有力馬。
ブラストワンピース:瞬発力はメンバー中でも最強の一角。ダービーについては池添の記事でも読んでもらってかなり不本意だった模様。スローからの高速上がりレースばかりなので今回の参考にはしにくい。馬群を捌く器用さに欠け、内枠はかえってアダにならなければ良いが…
ジェネラーレウーノ:持続力に特化。皐月賞は個人的にコイツの印象が強かった。アイトーンと競り合ってもコイツなら残るかもしれん。ダービーは入れ込み何もできず。パドック見なきゃ不安で軸にしにくい。当日仕事なんだよなぁ…あとは関東馬なのがどうかだが。
メイショウテッコン:体格で言えば距離適性は高く、血統で言うと中距離タイプらしい。とはいえ調教師いわくスタミナは折り紙つき。マンハッタンカフェも菊花賞馬だし個人的には期待したい。屋根がなぁ…
グレイル:心配なのは出遅れからの追い込みスタイル。こうなると菊花賞では不利。ゲートさえ出て前々でやってくれればスタミナ、キレともに馬券候補。
アフリカンゴールド:後半のスピード不足が目立つ。菊花賞の定番の流れではいかにも不利。しぶとさはあるので前残りを狙おうにも同形が多く、その割には外目。積極的は買いにいけない。あっても紐までと思うが。
フィエールマン:マクリが嵌れば。屋根が強力だし無印にはできない。が、出遅れがデフォなので大舞台でどうか。まぁ最後方で経済コース通ってこれるか。
グロンディオーズ:モレイラの下位人気ってだけで買目なんだけど。まぁ試金石な立ち位置だしブラストの下位互換に見えなくはない。まだ本格化はしてないから素養だけでどこまでってところか。