菊花賞の反省

馬券は◯ー▼ー無印で外れ。

スタートでジュンヴァルカンが出遅れ。
レースはミライヘノスバサが宣言通りハナを奪う。外からサトノエトワールが押して番手に付け、ジョルジュサンクと続く。
ペースは3F35.3、5F59.9とやや速いペースだったが、5F〜10Fは64.5と中弛み。
縦長の展開となったが、9Fめでレースが動き出す。シュペルミエール、プロディガルサン、コスモジャーベが位置取りを上げて行き、展開がコロコロと変わる長距離特有の駆け引き。
残り800mを切ると馬群は凝縮していって、一団になって４角〜直線へ。
直線に入ると外からサトノダイヤモンドが楽々と先頭へ立つ。後続も懸命に追うが差は開く。完全にサトノダイヤモンドの独走となり、２着争いが内で粘るエアスピネルと外から差してきたレインボーライン、ディーマジェスティの争いとなる。結局サトノダイヤモンドはそのままゴールし、最後の１冠を奪う。２着には大外から差してきたレインボーラインが入り３着には内で粘ったエアスピネルが入る。

◎カフジプリンスは８着。道中は10番手追走と中段やや後方から。9Fめのレースが動いた所で少し位置を上げて、ペースが上がった所でも懸命に付いていく。４角はごちゃついたが、直線は進路を見つけて良く伸びてはいるのだが…上位馬とは実力差は大きかったが、スムーズさの差もあった。

◯サトノダイヤモンドは１着。道中は６番手追走と好スタートから好位につける。1〜2Fは少し力んで走っていたが、3Fめで落ち着く。周りの展開は目まぐるしく変わっていたが、気にする事なくマイペースで進み、４角では手応え十分で先頭を射程圏に。残り300mで先頭に立つと差を広げる完勝劇。強いの一言でした。

▲ディーマジェスティは４着。道中は９番手と中段につける。終始サトノダイヤモンドを追いかける形で進み、４角外へ出して馬体を合わせに行くが、早くもムチが入り、手応えが怪しい。直線では一瞬で差を広げられてしまう。末脚の弾け方は手応え同様イマイチで、前も捉え切れず、後ろからも差されたのは距離が長かったか。

☆シュペルミエールは６着。スタート後、若干行き脚つかず後方から。9Fの内が開いた所で加速して位置を上げる。４角では狭い所になったが、直線は進路が開き、差を詰めている。前の馬が強すぎた印象で、自己条件に戻ればすぐに勝ち負け出来る。

★レッドエルディストは９着。道中は11番手追走といつも通り後ろめの位置取り。４角外へ出して直線追うもいつもの末脚が見られない。道中の感じはいつも通りで悪くなく、直線弾けなかったのは距離なのか。

△ミッキーロケットは５着。懸念していたスタートを決めて中段から。サトノダイヤモンドをマークする形で進んでいたが、ペースが上がった所でワンテンポ遅れ、４角で少し狭くなった分、サトノダイヤモンドと差が開いてしまった。距離は本質的には長かっただろうが、最後まで伸びていたので、４角の差が大きかった。

▼レインボーラインは２着。道中は13番手追走と前走同様後ろから。序盤〜中盤は力んで走っていたが上手く抑える。残り800mから徐々に進出して４角大外へ出されると、直線はグングン加速。サトノダイヤモンドには差をつけられたが、このメンバー、この距離でも通用する所を見せた。

今回は１番困ったエアスピネルの取捨選択が裏目に出たレースとなりました。
あれだけ掛かっていたのに馬券内に来るというのはやはり力がある証拠。
実力を見誤りました。
夏の上がり馬に注目をしましたが、春の実績馬が１枚上でした。
枠順も過去のデータを見ると勝ち馬こそ内枠から出ていましたが、２、３着は２桁馬番が多く、内枠ばかり選んだ予想を懸念していましたが、終わって見れば３ー１１ー１３と過去のデータ通りの結果でした。
逆にディープ産駒は3000m超えの重賞は初制覇。こちらはデータを覆す結果となりました。
データも何を重視するのかが難しい所ですが、少しでも来年に繋げていけたらと思います。

今週は天皇賞を含む３重賞。
全て的中させるつもりで頑張りましょう！