武蔵野Sの反省

馬券は無印ー▲ー☆で外れ。

レースはスタートでカフジテイクが出遅れ。
先頭争いはドリームキラリが押してハナを奪う。番手にタガノトネール、ノボバカラと続く。
ペースは3F34.5、5F58.3と速いペース。
３角で逃げたドリームキラリは一杯になり、替わってタガノトネールがハナに立ち、後続も差を詰めて一団となりながら直線へ。
直線に入ると先頭のタガノトネールは余力十分。後続はかなりごちゃついていてタガノトネールとの差はなかなか縮まらない。残り200mでは更に差を広げて独走状態。やっと抜け出して来たゴールドドリームが差を詰め、大外からはカフジテイクが伸びてくるが、どちらも捕らえる事は出来ず、タガノトネールがレコードタイムで１着でゴール。２着には懸命に差を詰めたゴールドドリームが入り、３着には大外から後方一気のカフジテイクが入る。

◎モーニンは７着。道中は５番手追走と先行策。位置をキープしたまま直線に入るが、馬群の中でごちゃつき、ぶつけられて狭くなる不利。残り400mでは再度狭くなり挟まれる不利。その後は外に出してじわりじわり差を詰める程度。不利も痛かったが、斤量も堪えたか。OP入り後は揉まれる展開になったのも初だっただけに揉まれ弱い所がある可能性も。

○ソルティコメントは10着。道中は４番手追走とこちらも先行策。モーニンとほぼ同じ位置取りで進める。直線に入り、追い出そうとした所にモーニン同様の不利が２回。そこからは伸びを欠き、完全に戦意喪失。OP、G3クラスなら通用しそうなので、次走も注目。

▲ゴールドドリームは２着。若干スタートが悪く９番手追走と中段から。４角〜直線入口では馬群のど真ん中。外に出そうとした所で外から蓋をされて内に弾かれる。そこから再度外に出した為、追い出しは遅れたがしっかりと最後まで伸びた所は評価したい。古馬相手でもやれる所は見せた。

☆カフジテイクは３着。スタート出遅れて最後方から。４角大外に出して直線追い出されると、
素晴らしい末脚を披露。1600mでも変わらぬ脚を見せつけた。1400m〜1600mでは安定した末脚を使えそうだが、展開次第の脚質なので、展開の見極めが必要。

★キングズガードは４着。道中は８番手追走といつもより前めの位置取り。直線追い出すと内にヨレて数頭に不利を与える。手綱と左ムチを使って修正を図るが、内にササりっぱなし。終いは伸びているが、悪い癖が出た。左回りの外枠は要注意。

△ブラゾンドゥリスは12着。道中は６番手追走と先行策。3F位まで行きっぷりが悪く、追走に苦労。４角では手応えが怪しくなり見せ場もなく終わり。この馬にはペースが速かった印象。

▼ノボバカラは９着。テンは早く楽々３番手追走したが、道中のペースが速く、追っ付ける場面も。直線では外に出して差を詰めにかかるが、伸びは案外で残り200mで後続に飲み込まれる。やはり200m長かったか。

今回は最後まで軸馬が決まらず、絞り込むのにも一苦労したレースでした。
最終的にモーニンに勝つイメージが湧く馬が出て来ずだったので素直に◎を打ちましたが、全くの想定外な結果になってしまいました。
勝ったタガノトネールは調教まずまず良く見えましたが、鉄砲実績から消してしまった馬でした。重馬場も味方して得意の速いペースからの持久力勝負になったのもこの馬にとっては良かったのだと思います。
軸選びに失敗、相手選びにも失敗と良い所無しなレースとなりました。
各馬の次走は扱いの難しい馬もいますが、次狙いたい馬もいますのでこういう馬はしっかりと追いかけていきたいと思います。