ステイヤーズSの反省

馬券は◎ー無印ー◯で外れ。

レースはウインインスパイアがハナへ。番手にタマモベストプレイ、マドリードカフェと続く。
ペースは5F64.0、5〜10F65.8、10〜15F61.9とゆったり流れて後半ペースアップ。
1周目は縦長な展開だったが、２周目に入るとサイモントルナーレが最後方から一気に捲って行きハナを奪ってレースを動かす。この辺りからペースが変わって速くなるが、サイモントルナーレはこれで一杯。替わって先頭に立ったのはタマモベストプレイだったが、３角〜４角で一気にファタモルガーナが進出し、４角先頭で直線へ。
直線に入るとファタモルガーナが差を広げにかかる。外からはアルバートが追ってくる。更に外からはモンドインテロとプレストウィックが脚を伸ばして来るが、ファタモルガーナとアルバートの一騎打ちには割って入れず。優勝争いはアルバートがゴール寸前で差し切り、連覇達成。
１着アルバート ２着 ファタモルガーナ ３着モンドインテロ

◎アルバートは１着。スタート遅かったが、押し上げて道中は８番手追走。それほど動きは無く、内でじっと脚を溜める。４角で外に出し、残り500mから追い出し始め、４角３番手まで上がる。直線もしっかりと脚を使い、キッチリと差し切る。昨年の様な楽勝ではなかったが、横綱相撲だったと思う。

◯モンドインテロは３着。道中は12番手と思ったよりも後方から。２周目からは最後方となり、じっくりと脚を溜める。残り600mから追い出し始め、大外を回って直線一気の競馬。素晴らしい脚で差を詰めるが、さすがに届かず。最後は位置取りの差が出た印象。

▲ジャングルクルーズは６着。道中は11番手と思ったよりも後ろからで、アルバートを見ながら進む。残り500mから追い出し始めるが、４角のコーナリングで少し遅れを取る。直線の末脚も見劣り、脚を伸ばしているものの目立たず。

☆マイネルメダリストは11着。道中は6番手と中段から。残り800mから追い出し始め、懸命についていくが、直線の伸びは案外。道中徐々に位置を落とした事と直線の脚が上がるのがいつもより早かった。年齢からくるものか。

★タマモベストプレイは５着。道中は番手追走。残り500mから仕掛けて一旦先頭に立つが、４角で外からはファタモルガーナに交わされる。直線は一杯になりながらも良く粘っていた。

△プレストウィックは４着。道中は９番手と中段やや後方から内にアルバートを見ながら進む。残り800mから追い出し始めるが、エンジンのかかりが遅い。４角大外に出し、直線はしぶとく伸びる。長距離の適性を見せたので、後はもう少し反応が良くなればもっときわどい勝負が出来そう。

▼マドリードカフェは10着。道中は３番手追走といつも通り。残り500mから追い出しはじめるか残り200mで脚が上がる。 この展開でも厳しかったとなると力差があったという事。買い時が難しい馬。

今回は◎◯の２頭軸は１、２番人気だったので、３番人気のファタモルガーナを消した馬券を選択しましたが、長距離戦は素直に適性重視で良かったな…と反省。
１、２、３番人気で決まったら仕方なしと思いながら買いましたが、それはヒモが絞れなかった事も原因。結果論ですが絞って厚く買うのが正解でした。
前残りにも期待しましたが、差し決着と全く上手くいかず、反省の多いレースとなりました。