東海Sの反省

馬券は▲ー無印ー無印で外れ。

レースはスタートでインカンテーション、グレンツェント、リッカルドが出負け気味。
先頭争いはショウナンアポロンがハナを奪い、番手にモルトベーネ、トウショウフリークと続くが、ピオネロ、リッカルドが押し上げ、１角でピオネロは番手まで上がる。
ペースは3F38.1、5F63.7とスロー。
スローの流れとなった為、後続各馬は残り800m付近から早めに差を詰めにかかり、3角〜４角は一団となって直線へ。
直線に入ると、逃げるショウナンアポロンの内からモルトベーネが交わしにかかる。外からピオネロも懸命に追うが、伸びを欠く。更に外からグレンツェントが脚を伸ばして来る。残り200mでモルトベーネが先頭に立つが、外から伸びてきたグレンツェントがゴール前でこれを交わしてゴール。
１着グレンツェント ２着モルトベーネ ３着メイショウウタゲ

◎ピオネロは６着。スタートまずまずだったが、行き脚がつかず５番手追走。１角までに押し上げて番手に上がるが、押した分、力みながら走る。気合いをつけながら４角を回り、直線に入ってから追い出すが、テンで脚を使い、道中力んだ分、終いは伸びを欠く。結果論だが、押し上げずに５番手追走のままで良かった様に思う。乗り代わりは問題なしとみて本命に推したが、レースを見る限り、乗り代わりの影響も少なからずあった印象。

○アスカノロマンは８着。道中は６番手追走と最初から控えるつもりだったのか、いつものテンの速さは見られず。馬が切れた所で、早めに外に出すが、少し行きたがる素振りを見せる。残り500mから追い出し始めるが、残り400m付近で狭くなり進路が無くなる。狭い所を割って出たが、ここから差してくる脚は無かった。結果的に中途半端な競馬となり、チグハグなレース運びだった印象。

▲グレンツェントは１着。スタートは出負け気味だったが、押し上げて中段につける。残り800mを切った辺りから進出を始め、４角を大外を回りながら追い出すと、直線も反応良く脚を伸ばしてゴール前でキッチリと差し切る。競馬が上手くなった印象で、グングン力を付けて来ている。

☆リッカルドは16着。スタートで躓き、出負けから押して４番手追走。スローの流れの中、押してスピードがついてしまい、ブレーキをかける形になり、そこで走りのリズムが若干崩れる。残り600mから追い出し、早めに前を捕らえに行くが、残り200m手前で脚が上がる。スタートからチグハグな競馬になった。

★ロンドンタウンは７着。道中は９番手追走と、いつも通り中段から。残り800mを切った辺りから追い上げ始めるが、ズブさが見られ、差があまり縮まらないまま直線に入り、残り200mまでエンジンがかからず。残り200mからの伸びは良かった。追い出しのタイミングが難しそうな馬だが、ハマったら怖い脚は持っている。

△インカンテーションは12着。スタートで煽り、出負けした事で12番手からと。中段より後ろからの競馬に。残り600mから追い出し、直線は外に出して追うが、思いの外伸びず。今回はスタート後手、展開向かずでしたが、復調気配が見えていたのでもう１戦続けて使う様なら追いかける。

▼ロワジャルダンは14着。道中は14番手と、大外枠もあってかいつもより後ろからの競馬。残り800mから差を詰め始め、残り600mから追い出す。直線は大外に出して追うが末脚は不発に終わる。内枠が良いタイプで、先行〜中段までの競馬が良いと思う。

今回は人気３頭が抜けている判断で予想を組みましたが、展開が予想とは大きくズレてしまい、とんでもない予想となってしまいました。
予想ではもう少しペースが流れると思ってましたが、予想外のスロー。
スタートが悪かった馬も多く、チグハグな競馬になった馬も多かったと思います。
そんな中、勝ったグレンツェントは素直に強かったです。
最後まで迷って消したメイショウウタゲは失敗したと思いましたが、モルトベーネに関しては無警戒だったので完敗です。
スタートに関しては読めない部分が大きいですが、展開はもう少し考える余地があったかな…と思いました。

調教評価馬の結果
A評価
インカンテーション→12着
グレンツェント→１着
ピオネロ→６着
B+評価
アスカノロマン→８着
リッカルド→16着

グレンツェントは勝ちましたが、他は奮いませんでした。

トータル成績
A評価→13頭中4-1-1-7
B+評価→12頭中1-0-1-10