ダイヤモンドSの反省

馬券は◎ー無印ー☆で外れ。

レースはキングルアウが押してハナを奪い、番手にラブラドライト、サムソンズプライドと続く。
ペースは3F38.3、5F64.3、5F〜10F66.3(130.6)と、スローから中弛みの落ち着いた流れ。
縦長の展開で進み、長距離特有のペースを掻き乱す馬も居なく、隊列はほぼそのままに、馬群が凝縮しながら直線へ向かう。
直線に入ると、番手を走っていたラブラドライトが先頭に立つ。真ん中からファタモルガーナ、カフジプリンスが懸命に追い、大外からはアルバートが脚を伸ばしてくる。残り100m付近までラブラドライトが粘っていたが、大外から一気にアルバートが伸びてきて、突き抜ける完勝劇。
１着アルバート ２着ラブラドライト ３着カフジプリンス

◎アルバートは１着。後方からの競馬で、折り合いは付く。１周目、２周目とも、じっと脚を溜め、残り600mから追い出されると、直線は１頭次元の違う脚で、大外一気。58Kgのハンデも何のその。力の違いを見せ付けた。

◯ファタモルガーナは７着。好スタートから先行策。早めに外に出して１周目、２周目と追走。４角は３番手から追い出すが、直線は思いの外伸びない。キレる馬ではないので、スローの瞬発力勝負になってしまっては分が悪かった。

▲フェイムゲームは６着。いつも通り後方からの競馬。内でじっと脚を溜め、直線に賭ける形。３角から外に出して行くが、勝負どころで少し遅れ、外を蓋されてしまう。直線では２度３度と狭くなる不利があり、スムーズさを欠いてしまう。４角で大外まで出せたなかったのが痛かった。

☆カフジプリンスは３着。好位に付けて内でじっと脚を溜める。３角で１頭分外に出し、４角、直線の進路を確保。追い出してからは相変わらずエンジンのかかりが遅く、伸びは案外かと思いましたが、残り200mでギアが上がり、３着を確保。瞬発力勝負だと、ズブさで差が出てしまうので、展開に左右されてしまうのが難点。もっとタフな流れ、重い馬場で良さが出る。

★プレストウィックは５着。今回は後方からの競馬。折り合いは付いてじっと脚を溜める。直線は内を突いて進路を探り探りでまともに追えず。前が開いたのは残り200mで、懸命に脚を伸ばしたが、時すでに遅し。折り合いもスタミナも問題ないので、もう少しスムーズに追えていたら。

△ジャングルクルーズは12着。中段やや後方からの競馬。１周目は頭を上げて折り合いを欠く。２周目はスムーズだったが、直線は内にササりながら走り、残り200mで脚が上がる。折り合いを欠いた影響もあるだろうが、若干距離が長い印象。

▼プロレタリアトは11着。こちらも後方からの競馬。外めをスムーズに進み、４角の手応えは悪くなかったが、直線は思いの外伸びず。距離はこなせたが、力関係の差はハンデでも縮まりませんでした。

今回は堅いと判断しての予想でしたが、人気で唯一外したラブラドライトが２着に残り、馬選びに大失敗のレースでした。
過去５年でも前走万葉S組が２頭馬券に絡んでいたのを知っていましたが、展開がもっと動くと思い、先行馬に厳しくなると判断した予想なので仕方なしです。
騎手の駆け引きが見られず、落ち着いてしまった事は残念ですが、それを見抜ける様になりたいと思ったレースでした。

調教注目馬
A評価
ジャングルクルーズ→12着
プレストウィック→５着
B+評価
アルバート→１着
カフジプリンス→３着

トータル成績
A評価→33頭中6-5-4-18
B+評価→38頭中6-1-6-25