マーチSの反省

馬券は無印ー◎ー無印で外れ。

レースはスタートでショウナンアポロンが躓いて出遅れ。シルクドリーマーも出負け気味となる。先頭争いはコクスイセンが押してハナを奪い、番手にアスカノロマン、ディアデルレイと続く。
ペースは3F36.6、5F60.7と平均からやや早め。
軽快に逃げるコクスイセンが後続を離して逃げるが、３角で差が無くなり、４角ではアスカノロマンが並びかけながら直線へ。
直線に入ると、逃げたコクスイセンを交わしてアスカノロマンが先頭に立つ。直後からインカンテーション、ディアデルレイが懸命に追う。残り200mを切ってアスカノロマンが抜け出したが、残り100mでインカンテーションがこれを交わして先頭に。併せて追って行ったディアデルレイも差がなく追うが、インカンテーションが最後まで抜かせずにゴールイン。
１着インカンテーション
２着ディアデルレイ
３着アルタイル

◎ディアデルレイは２着。今回はスタートを決めて先行策。外めをスムーズに追走し、勝負どころでは何とか付いて行った感ではあったが、直線はしっかりと伸びる。負けはしたものの、重賞でもやれるメドがつき、持久力勝負にも対応出来たのは収穫。

◯リーゼントロックは６着。今回も好位から進めるが、勝負どころで前との差を詰められなかったのが最後まで響いた印象で、じわりじわりと伸びてはいるが、速い上がりは使えないだけに、もう一段前で競馬をしないと厳しい。今回はテンに速い馬が居たので仕方ない部分もあるが、重賞で好走するには展開の助けが必要。

▲コスモカナディアンは12着。道中は中段やや前からの競馬。ペースが流れた事により、追走に少し脚を使う。勝負どころでの反応も今一つで、直線の伸びも案外に終った。３走前に勝った時と同じ様な展開だったのだが、行きっぷりの悪さからすると、使い詰めの疲れがあったのかもしれない。

☆ロンドンタウンは４着。今回は好位からの競馬。勝負どころの追走に少し苦労し、直線も少しズブい所があったが、残り200mからエンジンがかかるとしぶとく伸びた。少々ハンデが響いた印象だが、成績は安定してきている様に思う。

★ショウナンアポロンは13着。スタートで躓き、出遅れて最後方から。逃げて粘るのが持ち味の当馬なだけに、スタートでレースが終わってしまいました。調教の動きが抜群に良かっただけに残念です。

△メイショウスミトモは７着。道中は中段やや後方から。得意の捲りが効かない展開、ペースとなってしまい、末脚は伸ばしているのだが、これが精一杯。重賞では足らないのかもしれないが、展開も不向きだった。

▼ピットボスは11着。今回は行き脚がつかずに中段やや後方から。先行してしぶといタイプな馬なだけに、この位置取りでは厳しい。接触などは無かったが、隣のショウナンアポロンが躓いた影響があったのかもしれない。

今回は逃げ候補のショウナンアポロンが出遅れた事によって予想していた展開がズレてしまいました。インカンテーションの好走は今回全く頭にありませんでしたので、どちらにしても予想は外れていたと思いますが…。インカンテーションは前走のG1で前に行けた事が大きかった様に思います。前走はオーバーペースでしたがらその経験が今回楽に前につけられた要因だと思います。
荒れるハンデ戦だという事は承知していましたが、１着、３着が無印で、全く話になりませんでした。
近年の傾向とも違う決着なだけに、来年も難しいレースとなりそうです。

調教注目馬
A評価
ショウナンアポロン→13着
ディアデルレイ→２着
B+評価
アスカノロマン→５着
ロンドンタウン→４着

トータル成績
A評価→64頭中12-9-6-37
(勝率18.7%馬券内42.1%)
B+評価→81頭中11-6-11-53
(勝率13.5%馬券内34.5%)