フローラSの反省

馬券は無印ー△ー▲で外れ。

レースはスタートでレッドミラベル、ニシノアモーレが出遅れ。ビルズトレジャーも出負け気味。
先頭争いはタガノアスワドがハナに立ち、番手にヤマカツグレース、フローレスマジックと続く。
ペースは3F37.1、5F61.5とスロー。
縦長の展開となり、先頭は変わらずにタガノアスワドがキープ。３角〜４角と進み、後続は差を詰めながら直線へ。
直線に入ると、逃げるタガノアスワドが粘り込みを図る。直後のヤマカツグレース、フローレスマジックが脚を伸ばして来る。残り300mでヤマカツグレースが先頭に替わる。外からフローレスマジックがじわじわと詰め寄ってくる。更に後ろからモズカッチャンが勢い良く脚を伸ばす。最後はこの３頭の争いとなったが、モズカッチャンが頭１つ出た所がゴール。
１着モズカッチャン
２着ヤマカツグレース
３着フローレスマジック

◎ホウオウパフュームは８着。道中は中段やや後方からの競馬。４角途中から外に出し始めて直線を迎えるが、外に１頭馬が居た為に進路が無い。更に外から閉められ、内から寄られ、挟まれてしまう場面あり。進路が開いてからの伸びも案外で、人気を裏切る形に。結果論だが、スタート５分に出て中段の位置が取れそうだったが、下げてしまった所が今回のキーポイントだった様に思う。

◯タガノアスワドは４着。予想通り逃げの手を打つ。スローにしたかったのだろうが、行きたがるのを抑えて馬とケンカする場面あり。その後の３角〜４角とスムーズに回ったが、直線に入ると早々に交わされてしまう。それでもズルズル後退せずに、粘った内容は評価して良いと思う。

▲フローレスマジックは３着。今回は開幕週や展開を読んでなのか、先行策。終始落ち着いて進めたのは評価出来るが、直線は手応え程伸びずにジリ脚。１つ前を走っていたヤマカツグレースも交わせなかった事には不満が残る。安定感はあるが、本番にはあまり繋がらなそうな印象。

☆ビルズトレジャーは９着。スタートで出負けした事もあり、今回も後方からの競馬。道中は力んで走っており、鞍上は押さえ気味。４角の手応えは悪くなかったが、直線ではヨレる所もあり、若さを見せる。末脚も伸びてはいるが、展開も向かずに、目立つ所はなかった。

★ドリームマジックは13着。道中は後方から末脚に賭ける競馬。内めを進んだ事で外に出したのは直線に入ってから。末脚も前走の様な脚は使えなかったがもう少しスムーズに捌いて欲しかった。素直に力が足らなかった印象。

△ヤマカツグレースは２着。スローの中、番手追走から直線抜け出す理想的なレースで、非常に惜しい競馬だった。これで勝ち切れなかった事は痛いが、兄同様中距離がベストな可能性が高まった。2400mもこなせそうだが、2000mの方が良さそう。

▼アドマイヤローザは７着。スタートは悪くなかったが、徐々に位置を下げ、今回は後方からの競馬。４角〜直線で外に出して追い出すが、内にササり気味になる。再度外に出してからの伸びは良く、やはり差す競馬の方が合っている印象。今回は展開が向かなかったが、自己条件ならアッサリ勝ち進めそう。

今回は恐れていたスローの前残り展開となってしまいました。前日の福島牝馬Sと同様、展開予想が真逆になってしまったのですが、こちらはこの可能性も考えられたハズなので、考察と読みの甘さが露呈した形の結果となりました。
勝ったモズカッチャンは連勝中の馬で、内枠。注意しなければいけない馬でした。更に良馬場発表でしたが、前夜の雨も味方した印象があり、その辺もしっかりと考慮して予想をしなければ…と再確認したレースとなりました。
次週はダービートライアルの青葉賞がありますので、馬券的中を目指すと共に、ダービーでもやれそうな馬がいるかどうかにも注目したいと思います。

調教注目馬
A評価
ドリームマジック→13着
ビルズトレジャー→９着
ホウオウパフューム→８着
B+評価
ディーパワンサ→14着
ヤマカツグレース→２着

トータル成績
A評価→82頭中14-9-11-48
(勝率17.0%馬券内41.4%)
B+評価→109頭中11-9-12-77
(勝率10.0%馬券内29.3%)