札幌２歳Sの反省

馬券は◯ー▼ー△で外れ。

レースはスタートでロードトレジャーが出遅れ。クリノクーニングも出負け気味。
先頭争いはサージュミノルがハナを奪い、番手にマツカゼ、ロジャージーニアスと続く。
ペースは3F37.2、5F62.4とスロー。
３角に入っても先頭はサージュミノル。後続の手が動き出して、最後方に居たダブルシャープも捲り気味に進出。
４角に入るとマツカゼが先頭に変わり、更に外からファストアプローチが並びかける。直後にロックディスタウン、ダブルシャープも迫りながら直線へ。
直線に入ると、ファストアプローチが先頭に立つ。外からファストアプローチ、ダブルシャープが脚を伸ばし、ぐんぐん差を縮めてくる。残り100m付近でファストアプローチをロックディスタウンが捕らえると体半分出た所がゴール。
１着ロックディスタウン
２着ファストアプローチ
３着ダブルシャープ

◎クリノクーニングは６着。スタートで出負けし、行き脚がつかずに後方からの競馬に。課題の折り合いはついたが、勝負どころでの追い出しが遅れて、外から被され、直線途中までは進路が無くなってしまっていた。最後は伸びているだけにスタートと追い出しがもったいなかった印象。

◯ロックディスタウンは１着。今回は中段外めを追走。折り合いもつき、勝負どころでの反応も上々。直線でも手応えの通り伸びていて、正攻法の横綱相撲でした。思っていたよりも素直そうな印象で年末〜来年の牝馬の路線が楽しみな馬。

▲カレンシリエージョは10着。道中は中段やや後方からと思ったよりも後ろからの競馬に。リラックスした走りの様に見えたが、勝負どころでの反応がイマイチ。そのまま直線も伸びを欠き、良い所無しで終わってしまった。現状では前々からの競馬の方が合っていそう。

☆コスモインザハートは５着。スッと好位に付けてセンスの良さを見せたが、追走に少し苦労していた。鞍上の手がほぼ動きっぱなしで４角で一杯になった様にも見えたが、直線ではもう一伸び。単にズブい馬なのか、休み明けが原因なのか、次走も注目してみたい。

★ロジャージーニアスは13着。スタートからテン早く３番手に付けるが、前に馬が入った瞬間に頭を上げて嫌がる仕草。そのまま折り合いを欠いてしまう。４角で一杯になってしまい、直線はズルズル後退。敗因は引っ掛かった事で、気性的にも乗り難しそうな印象が残った。

△ダブルシャープは３着。スタート前から入れ込みが激しく、発汗も多かった。スタート後もかなり入れ込んでいたが、最後方まで下げた所でハミが抜けて落ち着く。３角で捲る様に上がっていき、４角では先団に取り付く。更に直線でも最後まで伸びていた事から、長く良い脚が使える。芝適性はあり、距離の融通もききそうなので、今後の中央挑戦でも注意したい。

▼ファストアプローチは２着。大外枠からの先行策。道中はしっかりと折り合い、リズムの良い走り。４角で先頭に並びかけると、直線では最後に交わされたものの強い競馬をした。洋芝の適性はあるので、次走の野芝が試金石。

またしてもヒモ決着。オルフェーヴル産駒のどちらかを軸にしようと決めていたが、本命にしたクリノクーニングはスタートから後手後手。ロックディスタウンより前で競馬をする予想だったので、スタート直後で終わってしまいました。軸選びを２分の１を間違えた感覚です。
全体的にまだまだ若い馬が多く、その中で落ち着いて競馬をした２頭がワンツーとなり、若駒のレースはやはりスタートしてみないとわからない…と、再確認しました。

調教注目馬
A評価
カレンシリエージョ→10着
サージュミノル→14着
ロックディスタウン→１着
B+評価
クリノクーニング→６着
コスモインザハート→５着
ロジャージーニアス→13着

トータル成績
A評価→134頭中18-14-18-84
(勝率13.4%↑馬券内37.3%↓)
B+評価→205頭中22-21-26-136
(勝率10.7%↓馬券内33.6%)