競輪
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2018/12/17 00:16
グランアレグリアについての考察
グランアレグリアが過剰オッズになった理由に関しての検討です。
思うのですが、1倍台の馬が負ける仕組みには興味があって、どこのファクターでそこに気が付くかは重要。
グランアレグリアの敗北について考えることによって、今後の馬券の糧にしようと思います。
新馬戦以外でオッズが上がる理由には、前走で結果を出すことが最も大きな理由でしょう。
グランアレグリアの場合も、新馬戦でダノンファンタジーに勝っていること、サウジアラビアＲＣで3馬身以上差をつけて牡馬に勝利したことが挙げられます。
現時点で牝馬の方がレベルが高いという関係者の下馬評や、ＴＶでも末はアーモンドアイか、というような取り上げ方をされていました。
しかし今回のような負け方をした場合、単純に相手が強かったというだけでなく、前走のレース評価に穴があったと考えるべきだと思います。
というわけで前走、前々走を見直しました。
結論から言えば、彼女は過去2走でスタミナを試されていなかったのでないか、という疑問が浮かび上がりました。理由は下記の2つ。
�仝綏好薀奪廚離譟璽垢靴�経験してない
��東京マイルしか走ったことが無い
�，任垢�、下記に新馬戦、サウジアラビアＲＣ、朝日杯のラップタイムを記します。
新馬 12.6-11.6-11.8-11.9-12.1-11.3-11.1-11.2
ＲＣ 13.1-11.8-11.9-11.5-11.6-11.3-11.1-11.7
朝日 12.7-10.9-11.7-12.4-11.8-11.3-11.2-11.9
先行して勝てているのものの、過去2戦はテン3ハロンが36秒台で消耗戦は経験していません。
体力的には非常に楽な競馬であったことは否めません。
�△任垢�、東京マイルはスタートが下り坂です。別の意味で気を使うかもしれませんが、スタミナは要求されるコース形態では無いように思います。
今回の朝日杯、グランアレグリアは内の利を生かして2番手でレースを進めました。テン3ハロンは35.3はこれまでのレースよりも0.7秒以上速く、2ハロン目の10.9は実戦では人生最速のタイムです。
ラップも後傾ラップですが、テン3ハロンと上がり3ハロンの差は1秒ほどで、グランアレグリアの経験したレースの中では最もスタミナを問われたのは間違いないでしょう。
つまり、過去2走ではスピードの証明はされていましたが、スタミナを問うレースでなく、そこを周囲が見逃した結果の単勝1.5倍だったのではないか、と考えました。
コース形態やラップ分析等々、今後の馬券に生かしていければと思います。
余談ですが、第4コーナーでアドマイヤマーズが競りに行った場面は迫力がありましたが、ぶつけに行くように近づかれてふらついたグランアレグリアは、心も体も弱さを感じました。
あの瞬間、心がへし折れる音がしたような気すらします。
相手次第ですが、差しが決まる馬場、スローペースになりそうな競馬なら、買える馬です。
心に傷が残らず、元気に競馬場を走って欲しいと思います。
- グランアレグリア
- ファクター
- ダノンファンタジー
- アーモンドアイ
- アドマイヤマーズ
