競輪
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2019/03/07 01:46
風玲と種牡馬ゴールドシップの可能性��
ここではホッコーブレーヴの配合を牝系から見て書きます。
ホッコーブレーヴはサイコーセレネからサクラシヨウリ、ダンシングブレーヴ、マーベラスサンデーと配されてきました。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001092418/pedigree/
サクラショウリはダービー、宝塚記念とG1を2勝。種牡馬としてもG1馬を輩出してます。
このサクラショウリの配合の核になったのがAvena＝Chocloの全兄弟クロス。
パーソロンはこのAvenaの全兄弟クロスでG1馬を生産していますが、実はBlenheimとも相似の配合となっています。
Blenheim×Avena
https://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?x=37&y=24&sire=0000334824&broodmare=0000401484
という訳で、Tourbillonという異形を注入しつつ、AvenaやNasrullahのクロスで牝系との融和を図る、という配合意図だったのかなぁと思います。
ホッコーメモリーではダンシングブレーヴを入れましたが、Northern Dancer＋米血の注入という意図ではないでしょうか。特にNavajo Princessの血は欧州が強い牝系には必要だったことでしょう。余談ですが、ここまでHyperionが無かったことは大変だったろうと思います。
ボトムラインから見ても、Lyphardの母Goofedはパーソロンと親和性があり、Nearcoも入るので母系から見ても大丈夫かと思います。
そしてホッコーブレーヴではマーベラスサンデーをつけました。
今更ですが、マーベラスサンデー産駒の重賞馬全てにAlycidonが入っているのは特筆モノ。
これは、本人が素早いギアチェンジや先行できるスピードを伝えなかったけれど、パワーは伝えたのだと思っており、つまり底力やスタミナをさらに強化する配合で長距離で結果を残したのだと考えます。次点でスタミナでしょうか。産駒に中山巧者が多いのもその表れでしょう。
そしてホッコーブレーヴは重賞未勝利でAlycidonが入っていない…しかし、これだけG1でも連帯をしたのは、連綿と紡がれた血統にスタミナがあったからなのだ、と考えることはできると思います。
牝系から見ても、SSの注入の必要性はあったでしょう。ボトムラインとの親和性にはちょっと疑問もありますが、ダンシングブレーヴ挟んでるからHalo≒Droneもあって悪くないです。
ちょっと思うのは、ヤサカショウリまでの配合が2代くらい蔑ろにされている雰囲気があることでしょうか。異形として使うと言えば聞こえはいいですが、それをするならもう少し劇的に、丁寧に行う必要があったようにも思います。
次はゴールドシップの血統についてです。
- ホッコーブレーヴ
- サイコーセレネ
- ラシヨウ
- ダンシングブレーヴ
- マーベラスサンデー
- サクラショウリ
- パーソロン
- ホッコーメモリー
- Northern Dancer
- Navajo Princess
- Hyperion
- ボトムライン
- Lyphard
- マーベラスサンデー産駒
- Alycidon
- ギアチェンジ
- パワー
- Halo
- Drone
- ヤサカショウリ
- ゴールドシップ
