競輪
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2019/03/08 07:05
風玲と種牡馬ゴールドシップの可能性��
ここではゴールドシップの配合を牝系から見てみます。
ゴールドシップはトクノエイテイーからプルラリズム、メジロマックイーン、ステイゴールドという配合から生産されました。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001104811/pedigree/
プルラリズムは米血が強い配合ですが、Robertoの持つNasrullah≒Royal Chargerやザ・万能のNorthern Dancerが牝系との懸け橋になったのでしょう。
また、ゴールドシップの配合はこの馬がカギになっている部分もあります。
プルラリズムそのものの配合は面白いと思いますし、産駒を見ても早熟の短距離馬が活躍している印象。長距離、スタミナの鬼にも、こういう馬が必要なのです。
ただ、何となくあまり好きな配合ではないのですが。このあたりを説明できるようになったら追記するかもしれません。
ここでメジロマックイーンを配したのは素晴らしかったと思います。
父長距離×母短距離という塩梅もそうですが、ポイントの一つはメジロオーロラになると思います。
メジロオーロラ内のUgandaのクロス、そこからBlandfordが配されたUdaipurの存在と、Auroraがいいと思います。Udaipurはトライバルチーフの母母父父Umidwarと同血、Auroraはラークスパーの3代母にその名前があります。
もう1つが、メジロマックイーンが持つAvena＝プリメロ6×6です。ホッコーブレーヴ内のサクラショウリにもあった配合で、Blenheimと相似配合です。
この牝系をブリードアップしてきたSwynfordやBlandfordを軸にした名牝たちのクロスは、ボトムラインの能力を引き継ぐことを可能にしたのではないでしょうか。
ゴールドシップではステイゴールドを配し、ノーザンテースト≒The Minstrelの配合が最もわかりやすい部分となったし、ステイゴールドの活躍馬でノーザンテーストクロスは多く見られました。
また、ゴールデンサッシュはBlandfordも強く、サンデーサイレンスを受け入れる接着剤としての役割を担ったとも言えるのではと思います。
ゴールドシップの受け継いだ重厚さは、欧州伝統のステイヤーの配合を連綿と繋げてきた牝系あってこそではないでしょうか。
次項はまとめと、種牡馬ゴールドシップについてちょろっとだけ書きます。
- ゴールドシップ
- エイテイ
- プルラリズム
- メジロマックイーン
- ステイゴールド
- Roberto
- Royal
- Northern Dancer
- メジロオーロラ
- Udaipur
- Aurora
- トライバルチーフ
- ラークスパー
- プリメロ
- ホッコーブレーヴ
- サクラショウリ
- ボトムライン
- ノーザンテースト
- The Minstrel
- ゴールデンサッシュ
- サンデーサイレンス
