ファントムシーフの血統構成について３（終了）

最後にファントムシーフ全体の配合について。
母父Medaglia d'Oroは北米ダート大種牡馬。しかし芝でも結果を出しており、Golden Sixtyはセン馬なのが惜しまれる。
とかくこの馬を経由したEl Prado≒Shareef Dancerが目を引く。双方Northern Dancer×Sir Ivorの配合をしており、ディープインパクトの母父Alzaoと同様の配合で、日本的なキレを増す配合という人もいる。
ここでのポイントは、全体で見ると父母相似配合と言えることである。
マルゼンスキー、ショウナンカッサイが代表例であるが、ファントムシーフも同例であるだろう。スピードを増す配合と言われるが、本場に関しては全体の配合から見てもそこまで効果は発揮しきれてないと思われる。

ここまで書き連ねたが、基本的に今の自分の見解を残しておきたかった部分が大きい。未来の自分が見て、過去の自分への批判や、進歩がわかるために書いた。
全体公開にするが、大勢に読んでもらうことは望んでいない。それでもここまで読んでくれた方に感謝を。
ファントムシーフのダービーがどんな結果になるかわからないが、私は来年の天皇賞とJCを狙ってほしいと思ってるが、とにかく種牡馬になってほしいと思ってるのでダービーを獲るのが手っ取り早い。その意味で、明日のダービーは期待してるしこの馬の単勝しか買わないつもりだ。