50件のひとこと日記があります。
2015/08/18 14:58
使い詰め、即繁殖の母の仔は…
言葉は悪いが使い倒した挙句、シーズンギリギリに繁殖に上げて即交配させられているような母はかなり精神的にも身体的にもストレスがかかっていると思うのは私だけだろうか?
経済動物だから云々あるだろうが、そういう使われ方をしている時点で、牧場でもあまり大切に思われていない血統なのかなと私的には推察している。
キャロット、シルクともにそういう繁殖の仔が少なからず募集されているが、得てして虚弱であったり、何処かしら瑕疵がある仔が多いと判断し、自分は敬遠するようにしている。
シルク募集予定のクーデグレイスなんかもその典型で、ゼンノロブロイとの仔がリストに入っているも、上のステイゴールド産駒の牡馬は3,200万で社台オーナーズ募集され、あまり情報がないが、馬名登録が早かったわりに未だ入厩情報もなく、ロブロイ産駒の本馬に至っては牡馬にも関わらず1800万募集というのも解せないというか、なんとなくひっかかるものはある。
母クーデグレイスは秋華賞4着と重賞戦線でも活躍した馬であるが、28戦して繁殖初年度となる12年の3月まで前年から使い倒されていて、いくらタフな馬とはいえ、常識的に無理が祟らないはずないと感じる扱われ方をしているのはやはりネガティヴな要素として非常に気になるところ。
父ホワイトマズルと地味な血統でさほど期待されていないのか定かではないが、自分も出資候補として注目しているだけに、字面に踊らされず、そのあたりの見極めはシビアにしていかないといけないと自戒を促すところ。
すべてがダメとは言わないが、一口出資でのリスク回避という観点から云えば、このあたりも私的には毎年注意している点ではある。