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2015/08/12 01:27

浦島太郎の子供

ワシントンアーヴィング。19世紀の伝奇小説家。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画「スリーピーホロウ」及びそのスピンオフ作品(TV映画シリーズ)が大ヒットしたため、今ではこれが彼の代表作となってしまっているが、その前までは「リップヴァンウィンクル」が彼の代表作だった。
『家の仕事をするのが大嫌いな男が、カミさんに文句を言われるのが嫌で、ある日狩りに出掛ける。道に迷い、休んでいると何時しか夕暮れ。突然、谷の方から彼の名を呼ぶ声。近づいてみると長い顎鬚を生やした老人が酒の入った重そうな樽を担ぎ、彼に助けを求める。彼は樽を担ぐのを手伝い、老人の仲間がいる広場へと。そこで担いで来た樽から酒を瓶に移し替え、酒を注いで回るように命じられる。注いで回りながら、自分もその酒を2杯、3杯。すぐに酒に酔い、気を失う。起きて、村に戻るとそこは20年後の世界』
確かこんなあらすじだったかな…。そう西洋版の「浦島太郎」だ。
この短編小説が収められた一冊の本。それが「スケッチブック」である。
この本を馬名にした馬が今週15日に、新潟芝1800mでデビューする。
Rip Van Winkle母Divine Power。父の父はGalileo。近親にダノンジェラートワールドインパクトなど活躍馬もおり、日本の芝に対応出来る可能性を秘める。調教でもウッドチップコースで半マイル51秒台を出しており、結構な動きを披露。奥村武調教師も「小脚を使えるような感じではなく、ダイナミックなフットワークで走るタイプ」と評しており、走っても決して不思議ではない。父がリップヴァンウィンクル、仔の名前がスケッチブック。持ち主の思い入れが感じられて、何だか応援してみたくなってしまった。西洋版「浦島太郎」の子供、時計が止まった=他馬が止まって見えるような走りしてくようものなら、競馬が益々楽しくなっていいのだが…。

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