ヌレイエフの独り言/新潟２歳Ｓ

明日の新潟２歳Ｓ。現地は土曜の朝まで雨がふり、その後も天気はぐずつきぎみらしい。どうやら先週のような速い時計の決着は望めそうにはない。上がりも32秒前半なんてまず無理、良くて33秒台ではないだろうか。それでも福島や札幌に比べれば速い方なのだが。
早速展望に入るとしよう。ＰＯＧで指名している馬が一頭。

ルグランフリソン。
これはまず外せない。初戦は口向きの悪さを出しながら、能力だけで勝った印象が強い。あれで上がり33.5秒は優秀。かといって軸にするつもりなど更々ない。今回だってあっち向いて走らないという保証はない。一瞬のスキをつかれるケースは十分考えられる。何より私情が入ると予想がブレる。あくまで有力な紐候補とみている。ただ応援は義務、単勝は買っておく。じゃあ何が軸なのか。

ロードクエスト？
確かに初戦は強い内容。でも今回は一度緩めてからの仕上げ直し。直前の追い切りが軽すぎるのもどうかと思う。付け加えると出遅れ癖もネック。今回のメンバーは初戦より緩くないし、弱くない。差し届かないケースもあると見ている。それでもおそらく能力は一級品。勝たれたら嫌なので、頭も考えておかないと…。

じゃあウインミレーユ？
前走は評判馬を千切って、上がりもそこそこ優秀。頭で来る可能性はあるが、前走評判馬がだらしなさ過ぎただけで、走破タイムも上がりも今回のメンバーに入ると突出しているわけではない。今回は減量の恩恵もない。また初戦のようにインにこだわると、芝が荒れてきているので、伸びきれない可能性もある。紐でいい

ヒプノティスト？
初戦はやや渋った馬場で、前が詰まりながらタニセンビクトリーをゴール前でキッチリ差し切り。上がりも33秒台なら、ここで勝ち負けしてもおかしくない。直前の調教もしっかり時計出してきているだけに、一番信頼が置けそうだ。従ってこの馬が軸に最適か。

待てよタニセンビクトリーは？
初戦こそヒプノティストには負けたが、２戦目で負かしたのはビービーバーレル。ビービーバーレルといえば先週１分34秒２という、とんでもなく速いタイムで、ルグランフリソンが初戦で３着に負かしたミネットを５馬身千切り捨てた馬。その馬を負かしているのだから力はある。但し目標にされる分、今回はやや分が悪いか。

ペルソナリテ？
２連勝と言っても、相手に恵まれた感がある。但し勝負強いのかもしれない。３着候補に入れておこう。

その他…トウショウドラフタ。
数字的には着に来てもおかしくない。友人(金の猿)も気になると言っているから、３着候補に入れておこう。

後は穴か、マコトルーメンは？
1200を２戦使っているが、不向きな距離としか思えないレースで後方一気で初戦勝利。２戦目の重賞は殿(しんがり)から、上がり最速で掲示板確保。新潟でどれだけキレるか分からないが、不気味この上ない。２着も有りの紐候補として押さえる必要がありそうだ。

その他…
プリンシパルスターやファド、ウインファビュラスも気になるが、何か訴えかけてくるものがないので、バッサリ切る。来たらそれまで…。

こんな所かな。まとめに入ろう。

軸はヒプノティスト。
頭ありの紐はルグランフリソン、ロードクエスト
頭なしの紐にウインミレーユ、タニセンビクトリー、マコトルーメン
３着に拾うのはトウショウドラフタとペルソナリテ

合計何通りになるかわからないが、来そうな馬は無闇に切れない質(たち)なのでこれで行くしかないだろう。さてどうなることやら。