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2015/12/01 16:57

王道を堂々と/スマートオーディン

東スポ杯の覇者スマートオーディン
父がダノンシャンティということで、距離に限界があると見る評論家が多い。当ネット競馬の掲示板でもその類の書き込みが結構見られるが、自分は血統論者じゃないので、単に父から切れ味を受け継いただけでベースは母系にあるのではと思っている。だから距離適性なんか全然気にならない。第一まだ2000mというすら走っていないのだから、決め付けてしまうのもどうかと思う。ウマジンのミスターパドックこと吉岡司氏がコラムでこの馬について論評していたので、残しておこう。

フットワークが大きく、いかにもキレ味がありそうな歩様。胸郭が長くゆったりとしたつくりで、直線の長い府中コース向きの体型に映った。父はNHKマイルC覇者のダノンシャンティだが、この馬は距離の融通性が高く、2400mも守備範囲だろう。返し馬では蹄の反回が良く、スナップの利いた走法で動きも良かった。実戦では、無理をせず後方からの競馬。口を割って走っていたが折り合いは付いていた。4角を回って外に出されると、粘り込むプロディガルサン以下を一気に差し切って勝利した。内に刺さって2回制裁金を課せられながらも勝つのだから力が上だった。先頭に立ってからは流していたし、それでいて32秒9の上がりをマークするのだから瞬発力は父親譲り。荒削りの面が多いながらの勝利だけに、今後が楽しみになってきた。

自分はこの見方に賛成だ。距離が伸びても同じような末脚を繰り出すことが十分可能なタイプの馬だと思っている。栗東トレセンでの評判、松田国師のこの馬に対する期待は半端ではないだけに、年明けが楽しみでしょうがない。

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    2015/12/01 20:50 ブロック