競輪
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2016/04/14 19:02
ライバルはマカヒキ？/皐月賞Part2
毛色は同じ栗毛。500�堊宛紊離妊�ープ産駒にしては大柄な馬体。ストライドの大きな走法。ここまでは見た目の共通点。
サトノダイヤモンドのデビュー戦と２戦目を見て感じたことは、まず道中ゆったりと走っていること。また追われてもヨレることなく真っ直ぐ走る。それ以上にインパクトがあったのは反応が非常に早いなあということだった。そしてマカヒキの２戦目若駒Ｓを見た時にも同じような印象を受けた。「似ているなぁ」この走りなら、常に100%の力を出せる。能力は数字で証明済み。弥生賞ばかり強調されているようだが、きさらぎ賞でダイヤモンドが出した数字もかなりのレベルにあると思う。
今週月曜の東スポの１面にサトノダイヤモンドが取り上げられていた。ルメール騎手がインタビューに答えてまずダイヤモンドのことをこう表現していた。
「すべてが強い馬だけど、ストライドの大きさが一番のストロングポイント。走っている時はもちろん、普段歩いている時から一完歩がとても大きいんだ。これまでの経験でも、彼と同じタイプはほとんど記憶にない」と。
数多くのディープ産駒に騎乗してきた中でも、際立った身体能力の持ち主だと強調していた。そんな彼が唯一似たタイプとして挙げたのがマカヒキだった。２頭の能力についても
「セイム(互角)。スタートはサトノダイヤモンドのほうが少し速いけど、あとはほぼ同じ。乗りやすさ、ストライドの大きさ、最後の瞬発力にほとんど差はない」
実に興味深い記事である。やはり「似ている」これは間違いなさそうだ。
そんな中池江調教師はあくまで「チャレンジャーの立場」を強調。
「２強でしょう。弥生賞を見たら、あの上位２頭が抜けている。こちらはあくまでチャレンジャーの立場。本番(ダービー)でどこまで通用するのか試してみたい」とマカヒキ、リオンディーズをリスペクトしていたが、こういう時の池江師は不気味。秘めた自信が垣間見える。
「弥生賞は４コーナーで外を回ったけど、すごい反応だった。ラスト300�辰竜咾亘榲�に素晴らしかった。マカヒキはもちろんライバル。負かすイメージ？
それはまだこれからだけど、今から戦うのが楽しみだよ」
更にその後水曜の東スポでは
「トリッキーで直線が少し短い。でもこの馬はスタートが速いし、どこでもポジションが取れる。リオンディーズやエアスピネルも強い馬だけど、マカヒキが一番のライバル。あの馬よりは、前につけて運びたい」と語っていた。
陣営も口にしているように目標は明らかにダービー。
何がなんでも皐月賞をという意気込みや気負いは感じられないが、強い相手と遜色のない競馬が出来れば、ここはＯＫなのではないか？
オーナーの里見氏も欲しいのは皐月よりもダービーのはずだ。
かといって軽視するわけには行かないだけの逸材であることは確か。
もし勝つようならそのまま次も勝ってしまう可能性は十分。
〜皐月賞Part3へ続く
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