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2016/04/15 15:54
しなやかな走りの秘密/マカヒキ
マカヒキに跨がって調教をした川田騎手が
「大きな身体なのに弾むような走りをする」というようなコメントをしていたのをどこかで見た覚えがある。
昨日の東スポにも
「牡馬でこういうキャンターをする馬に、あまり乗ったことがありません。これだけ大型馬でありながら、トモが弾む感じは、なかなか経験できないことです」と川田騎手が語っていた。
どうやら普通の馬にはない何かを持っていそう。強靭な末脚を繰り出しているのに、見た目はしなやか。バネを備えていなければ、あのような走りはおそらく出来ないだろう。それを証明する内容のコラムが昨日の東スポに載っていた。
競走馬は大なり小なり、レース後に疲れが生じるものだ。その部位はトモであったり、肩であったりと、馬によって様々なわけだが…。
皐月賞に出走するマカヒキの場合は
「他の馬とは違って骨盤の辺りに疲れが出る。なかなか、こういう馬は珍しい」とは管理する友道調教師。
「骨盤の可動域が広くて、トモの運びや筋肉の使い方が他馬とは違うから、そうなるんだろう」
なるほど、骨盤の可動域が広いということは関節が柔らかいということにも通じる。この馬しか出来ないしなやかな走りは、まさにここから来ているのだろう。競走馬を科学するのもこの時代、必要になってくるかもしれない。2日後のレースが楽しみになってきた。3強の中でも、特別な情報を目にする回数が多かったのはマカヒキだけ。
やはり一押しで応援することに決めた。