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2016/05/29 14:08
フィナーレを飾るのはどの馬…。/日本ダービー
15〜16POGもいよいよ今週の日本ダービーでフィナーレを迎える。
今年は例年にないハイレベル世代。皐月賞に続いて凄いレースになるのでは…とかなり期待しているのだが、得てしてこんな時に限って、平凡なレースになってしまうこともままある。柴田大知騎手が逃げると公言しているマイネルハニーあたりが比較的速いペースでレースを引っぱり、アグネスフォルテがこれを突っつく展開が予想される。1000m通過が59秒フラット辺りになれば、昨年、ドゥラメンテがマークしたレースレコード更新も十分あり得るのだが…。まあ全ての鍵を握っているのは、リオンディーズであることは間違いない。今回も先行して早目に前を潰しにかかる戦法を取るのか、或いは思い切った後方待機策を取るのか、馬群に入れて脚を溜めるなんて器用なことが出来そうもない馬と認識しているので、やはり今回も早目先頭なのかな?
それでも弥生賞のようなレースが出来れば、勝ち負け出来ると踏んでいる。ペースさえ誤らなければ、十分主役をはれる器。その弥生賞で完全に勝ちパターンに持ち込んでいたリオンディーズをゴール前でキッチリ差し切ったマカヒキはかなり強い。中山での勝ち方を心得ているルメール騎手が3コーナー手前から仕掛け、直線ではリオンディーズを射程圏に捉える理想的な位置に。後は末脚を炸裂させるだけ、ゴール前でキッチリ捉えた走りは着差以上の力差を感じた。皐月賞は蛯名騎手が「何もかも上手く運んだ」と言っていたディーマジェスティに完敗したが、これは川田騎手が馬のことを完全に把握していなかったのが、多分に影響していると思う。弥生賞のような乗り方をしていれば、おそらくもっと際どい勝負になっていたと思う。今回も川田騎手の乗り方次第なのは言うまでもない。ディーマジェスティも勿論強い。皐月賞後、疲れが取れなくて(熱発という噂も)乗り出しが遅れたのがどう影響するか?直前の調教では影響は見られない動きを披露していたが、やはり順調さを欠いたのは事実。「力が拮抗している」と蛯名騎手が言っていただけに、やはりチョット気になる。
後はサトノダイヤモンド。皐月賞は中団に付け、直線では不利を被りながらの3着。もともとダービーが目標と池江師が公言していただけに、陣営もこの敗戦はおそらく納得づく。本番に向けて負荷をかけ続けた調教を積み、仕上げてきた今回は皐月賞では見られなかった、この馬らしい走りが見られると思っている。
昨日ウムブルフが勝った500万下は1000m通過が61秒のスロー。勝ち時計は2.25.0。相変わらず速い馬場。本番では2.23秒台の決着になりそう。このタイムは能力がなければ出せない数字。必然的に皐月賞組圧倒的優位は揺るぎない。別路線組からスマートオーディンとヴァンキッシュランが出てくるがどちらも斜行癖のある馬。もう一段レベルの高い走りを見せない限り、勝ち負けには加われないような気がする。
全てが上手く行った時の3着が精一杯なのでは…。大好きなスマートオーディンを評価しないのは辛いところだが、やはり皐月賞上位の馬とは絶対能力という点での差があるのも事実。何とか頑張ってほしいものだが…。
もう後2時間もすれば結果は出ている。何が勝つかはまったく分からない。後に語り継がれるようなレースになってくれればそれでいい。
一年間、POGというゲームで悲喜こもごも競馬を楽しませてくれた3歳馬達に本当に感謝している。今日を最後に3歳馬からは離れて、2歳馬に目を向けて行くことになる。活字にはしないが、勿論応援は続けて行くつもり。明日から来期のPOGを楽しむことにしよう。