163件のひとこと日記があります。
2016/06/07 16:16
好きになりそう…!/悪童?ルパルク
新種牡馬を調べていて気になったのが、ノーザンダンサー系のタートルボウル。産駒を調べていて「名前の響きがいいな」と思った馬がいた。それがルパルク。何か情報はないかと探してみたが、特にこれといったものはなかった。忘れかけたころ、東スポの吉田竜作氏がコラムで取り上げいた。
今年のセレクトセールには社台スタリオンステーションでけい養されているタートルボウル産駒が12頭もエントリー。ディープインパクトをはじめとするサンデー系の血を持つ母馬に配合しやすい血統とあって、セリの結果にも直結するくらいの産駒の活躍が期待されているようだ。
重賞3勝を含め9勝と短距離戦線で活躍したパドトロワの半弟ルパルク。この期待のタートルボウル産駒、ゲート試験をパスしたことで先週からはいよいよ本格的な調教を開始するはずだったが、一筋縄ではいかなかった。
「馬っ気を出して蔵之下厩務員に乗っかかりに行ってしまって…。まともに跨がる格好になったからね。よく怪我しなかったもんだよ」とは“衝撃のシーン”を目撃した田中助手だ。
実はハプニングはこれだけにとどまらなかった。この後、同世代のロードエフェクト(牡=父ハービンジャー、母エアジュリアード)とウッドで併せ馬を行ったのだが、直線で後方外側に位置していたルパルクが怪しいしぐさを見せたため、鞍上の山本助手が左側からステッキを入れたところ、大きく内にヨレてパートナーの内側へと瞬時に“平行移動”する形に…。「危ないと思って振り返ったら、まるっきり反対方向にいましたよ」とはロードエフェクトに跨がっていた西園助手の証言だ。
この手の“派手なお行儀の悪さ”はトレセン中にあっという間に広まるもので、「お前のところには面白い馬がいるなあ」的な冷やかしが浴びせられるシーンをこちらも何度か目撃した。
「牧場の申し送り書でもお行儀が悪いことは書いてあったんだけどね。まあ馬にとっては初めてことだし、仕方ない面もある」とヤンチャ坊主を“弁護”する田中助手は、実はそのポテンシャルをかなり高く評価していて「馬はしっかりしているし、スピードもありそう」と。
POG的には「気性が激しいから、大成は望めないないな」とスルーするのが常道。しかし…。当方この手の悪童(ワルガキ)キャラは嫌いではない。むしろ大好きと言っていいくらい。好きなものには乗りかかりたいと思うのは男として自然な欲求。理性がある人間と違い馬にそれを求めてはいけない。「ルパルク君は思ったことを直ぐ実行しただけ」また“平行移動”といえば、昨年の皐月賞でドゥラメンテが4コーナーを回る時に見せていた動き。並の馬にはなかなか出来ない芸当のはず。助手の方がポテンシャルを評価しているというのも頷ける。残念ながら、去勢手術をすることになったらしいが、何とか牡のままデビューさせられないものか…。とにかく無条件で応援したくなったのは言うまでもない。
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帰厩予定ユタカオーさんがいいね!と言っています。
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ルパルクですか。
今後注目してみます。
POG今年こそは上位目指しがんばります。
ヌレイエフさんの日記はためになります。
楽しみにしてますのでまた新馬情報あればアップしてくださいね! -
Emily Bloomさんがいいね!と言っています。