仕上がり度の差もあったが…。/サトノアーサーvsアンセム

馬が良くなっていたのは確か。それにしても上がり勝負のレースで32.7の末脚を使って勝ったサトノアーサーは強かった。アンセムが強敵と見ていたが、仕上がりの差がそのまま結果として現れたレースだったような気がする。アンセムは負けたとはいえラスト33.0とアーサーに次ぐ末脚を使っていた。悲観することは全くない。まだまだ馬は緩い。行き足がつかないのはその影響。パンとしてくれば、間違いなくクラシックに乗れる器だと思う。ただ潜在能力はサトノアーサーの方が上。まだまだ緩いという状況であの競馬。初戦で見せた怒涛の末脚は、今日も健在。磨きがかかってくると、他の馬には脅威となるはず。昨日勝ったレイデオロやブレスジャーニー、ヴァナへイムとの直接対決が早く観たいものだ。