頭から離れないほど気になるコメント/キセキ

明日の楽しみはもちろん阪神ＪＦだが、阪神の５Ｒ新馬戦も少頭数ながら気になる馬が３頭も出て来て直接対決。どの馬が勝つのか非常に気になっている。人気は今のところグラニーチップス、パールズシャイン、キセキの順。３頭とも調教の動きが良く人気になるのは必然なのだが、こと調教に関していえばキセキが抜けていいような気がする先週の新馬戦を快勝したサロニカを寄せ付けなかった一週前の追い切りもそうだが、当週のそれも馬なりでＣＷ６Ｆを81秒台でまとめてきた。調教通りの走りを見せれば、たとえノーザンファームの良血牝馬相手といえども軽くひねるような気がしている。極めつけは担当の岸本助手のコメント。
「ゲートを出てからフワッとするし、テンに行けないかもしれないがとにかく走りがダイナミック。またがった瞬間からルーラーシップに似ていると思った。すごい能力を持っている」
こんな評価をされている馬を見過ごすわけには行かない。贔屓目もあるのでそのまま鵜呑みには出来ないが、実際、調教では抜群に動けているので、ここは信頼して馬券を買って見ようかと思う。
気になるのは生産育成が日高の下河辺牧場ということくらいだが、本当に強い馬は牧場に関係なく頭角を現してくるもの。ディーマジェスティがいい例ではないか。ノーザンファーム生産育成のサロニカを寄せ付けなかったくらいだから、今回もノーザンファームの牝馬２騎を寄せ付けないなんてことになるかもしれない。とにかくすごい発言をしてくれたものだ。岸本助手のジャッジが正しいかどうかは明日の昼過ぎには判明するわけだが、個人的にはスカッと勝ってくれると言うことはないのだが…。