競輪
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2016/12/12 17:46
誰が見てもわかる上位２頭とその他の能力差/阪神ＪＦ回顧
阪神ＪＦはソウルスターリング、リスグラシュー人気２頭が、抜けた能力の持ち主であることをマザマザと見せつけたレースだった。
走破時計1.34.0。1000�団眠瓩�58.8秒の速い流れ、レースの上がり４Ｆ47.3、３Ｆ35.2と終いがかかる流れの中を、リスグラシュー34.5、ソウルスターリング34.8の末脚で駆け抜けた。先頭集団に付けて上がりも34秒台でまとめたソウルスターリングに今回は軍配が上がったが、敗れたリスグラシューも後方から追い上げ２着を確保。ソウルスターリングとの差はないと見ていいだろう。１馬身ちょっとの差は上手く立ち回れた分の差ではないだろうか。当初は２頭ともマイルがベストな距離ではないと思い、そこに付け入るスキがあると思っていたが、なんのことはない。能力の違いで押し切ってしまった。３着に来たレーヌミノルも強い馬なのだが、２頭ほどの能力は持ち合わせていなかった。元よりキレ味勝負では分が悪いダイワメジャー産駒今回選んだ戦法は末脚を溜めるため、いつもより後ろでの競馬。良く伸びて来たが、２頭の上がりに肩を並べることは出来なかった。この馬には昨年のメジャーエンブレムのような競馬が合っているような気がした。今回ももう少し前に付ける競馬をしたら、もう少し差は詰まっていたかもしれない。いずれにせよ上位２頭は強い。これに今週の朝日杯ＦＳに出走するミスエルテが加わって桜花賞までは三強が形成されそう。オークスはアドマイヤミヤビを筆頭に距離が延びていい馬が更に加わりかなり混戦になるような様相。ひょっとしたらダービーに何頭か回る可能性もあるが…。昨年以上に相対的なレベルが高そうな世代。どの馬が戴冠するかは予想がつかないが、見応えあるレースが見られそうなのは確か。来春の牝馬クラシック戦線は牡馬以上に盛り上がることは間違いない。
それにしてもフランケル産駒がここまで走るとは…。確実に言えることはスタセリタとミスエーニョが優秀な繁殖牝馬であったということか。ミスエーニョにはハーツクライの産駒の妹がいるので、父が変わってどうなるか注目することにしよう。
- ソウルスターリング
- リスグラシュー
- レーヌミノル
- ダイワメジャー産駒
- メジャーエンブレム
- ミスエルテ
- アドマイヤミヤビ
- フランケル
- スタセリタ
- ミスエーニョ
- ハーツクライ
