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2017/06/04 10:08
回顧と展望/今週のメイクデビュー
2歳戦の最初の勝ち上がり馬はディープインパクト産駒のケイアイノーテック。調教ではしっかり動けていたので、勝ち負けするだろうと見ていたが、相手と目されていたアメイジングセンスがまさかの凡走。調教で見せていた動きの良さが、まるで嘘のような姿を晒していた。上がり最速33秒台の完勝ではあったが、相手が骨っぽくなかったという見方も出来る。次戦を見ないことには、まだ何とも言えないといったところか…。
2番手はマツリダゴッホ産駒のビッグレッドF生産の牝馬ヴィオトポス。こちらも確勝クラスと見られていた社台F生産馬ファーマメントが凡走。乗り込み量豊富な馬は、レースに行っても力を出しきれるのだろう。記録的には光るものはなかったが、案外しぶとく着を拾えるタイプと見た。
さて今日はPOG人気が今のところ上位の社台白老F生産のサトノオンリーワンが出走する。堀厩舎としては異例の早期始動。鞍上にモレイラ騎手を確保し確勝を期して来たのは明らか。調教もいいようなので、アッサリ勝つかもしれないが、ノーザンFが刺客を送り込んで来た。ロードカナロア産駒のステルヴィオがその筆頭。調教の動きだけを見ればオンリーワンを凌ぐだけに、こちらが勝ってもおかしくない。鞍上はノリに乗っているルメール騎手なので、評判通りの走りを見せれば、「2頭のマッチレースが見られるかもしれない…」と言いたいところだが、不安材料もある。前者はテンションが上がる癖、後者は前進気勢に一抹の不安があると言う。名手がどうコントロールするかにかかっているのは確か。大荒れのケースも想定して馬券は買ってみるつもりだが、評判馬の凡走はあまり見たくないので、順当に収まって欲しいと思っている。さてどうなることやら…。
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サクラサクユタカオーさんがいいね!と言っています。