さすが良家の仔…。/昨日の新馬戦から

「勝ててよかったね！」先ずそう思った。
昨日の東京５Ｒでデビューしたアパパネの二番仔、ジナンボーのことだ。調教の動きは同僚のレピアーウィットに比べると今一つ。全兄のモクレレが気性的な問題を抱えていて未だに未勝利、シナンボーも助手さんが気性を心配していただけに、どうかなと思っていたが、終わってみれば直線持ったままの楽勝。ノーザンＦや社台Ｆがここに他の馬を出して来なかったこともあって、メンバーは小粒だったとはいえ能力があることを示したのは確かだ。ただスタートして直ぐにかかったところに今後の課題がありそう。昨日のように気性のコントロールが出来るようなら、いいところまで行くだろう。さすが堀さん、気性を考慮して強い調教をかけずに、仕上げて来たんだなと思った。

東京の６Ｒは前評判の高かったホーリーレジェンドが勝ち上がり。調教通りの走りを見せたといえる。調教が一番良く見えていたので、注目していたレッドレグナントは、ゴール前猛然と伸びて３着を確保して力のあるところを示していた。ただ位置取りが後ろ過ぎた。四角ブービーでは、前の馬が止まらない展開だったのであれが精一杯。勝ち上がりは時間の問題と思われる。丸田騎手が続投なら、次は違った乗り方を試みて欲しいものである。後思ったのは、掲示板を確保した馬は直ぐに勝ち上がれるレベルにあるような気がした。

今週はノーザンＦのミーティアトレイルが出て来るが、自分の注目はラフィアンの岡田繁幸氏が外部から購入したというハーツクライ産駒コスモインザハート。調教もＣＷでラスト11秒台を出して来ているので、走りそうな気がしている。函館の新馬戦は様子見だけにとどめておこう。